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●ニューイヤーまでの練習
北陸予選の反省をもとに、どんな練習を行っているのだろうか。「持っている力を100%発揮するレースにしたい。そのために実戦的な練習に取り組んでいます」と重川社長。
第1回で紹介したように、今季はピークを11月の北陸予選と1月のニューイヤー駅伝に合わせ、トラックのタイムを追ってこなかった。その流れでも自己新や入社後最高記録が続出していたが、肝心の北陸予選では力を出し切れなかった。
「練習と試合の間にもう1つ歯車を入れ、レースにつなげる必要があると感じました。その歯車を見つけられるかどうか」
歯車は練習の追い込み方かもしれないし、調整の仕方かもしれない。メンタル的な部分ということもあるだろう。
●熱い思いで元旦決戦に
20位台という目標でまとまっている重川材木店の選手たちだが、個々の“思い”は、立場も違いそれぞれである。
今季加入した河村拓朗は、北陸予選に出場できなかった。最終刺激の1000mの日は風も強く、自分が引っ張ると申し出たが、重川社長からタイム取りを命じられた。
「“次こそ走ってやるぞ”という思いをそのとき強く持ちましたね」
これもおそらく、第1回で紹介した重川社長流の人心掌握術だろう。
先頭を代わる代わる引っ張る重川材木店の選手たち。先頭を引っ張るのは写真上から河村、高橋、三浦
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