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年次ベストは入社1年目が15分19秒、2年目は15分20秒にとどまった。昨年14分49秒を出し、今年は6月の新潟県実業団選手権で14分48秒と自己ベストに迫っていた。
「1、2年目は単純に練習不足でした。朝練習は今ほどしっかりできませんでしたし、仕事にも慣れていなかったので、練習にも集中できません。上の人たちと同じ設定ではあまりできませんでしたね」
昨年から持ち直すことができたのは、それらの問題点が徐々に改善されてきたからだと三浦は考えている。その間には色々な試練もあっただろう。入社当時はあどけない少年の顔つきだったが、今は青年のそれに変わってきた。
重川材木店での基本は、大工の仕事との両立。仕事でストレスを大きく感じている選手は競技も伸びない。三浦も「コツがだいぶわかってきて、スムーズにやれるようになってきました。"外下地"の作業はだいたい理解できて
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