2002/5/11国際GP大阪
福士が15分04秒54、日本歴代2位・国内日本人最高の好走!!
1万m日本新の渋井は15分18秒92
末續は100 mで国際レベルを体験
    記録はIAAF Grand Prix 2002

 国際陸連グランプリTカテゴリーの大阪大会が、5月11日、大阪府吹田市の万博記念公園競技場で、GP種目男子8種目&女子6種目、ノングランプリ種目は男子3種目&女子1種目が行われた。
 目立った記録としては男子では100 mでクロフォード(米)が9秒94(+1.8)、400 mでは91年の東京世界選手権優勝と大ベテランと言っていいペティグルー(米)が44秒72、ハンマー投のアヌシュ(ハンガリー)が80m10、走幅跳のストリングフェロー(米)が8m49(+1.9)など。女子では100 mHのモリソン(米)の12秒81……他に、これという優勝記録はなかったように思う。
 日本選手は今年、残念ながらグランプリ種目での優勝はゼロ。河村英昭(スズキ)と室伏広治(ミズノ)、花岡麻帆(Office24)の3選手の2位が最高だった(室伏と花岡は成田高出身)。
 記録的には、女子5000m3位の福士加代子(ワコール)が15分04秒54の日本歴代2位(国内日本人最高)、女子800 m2位の杉森美保(京セラ)が2分03秒56の日本歴代4位をマーク。男子100 m10秒13(+1.8)の末續慎吾(東海大)と10秒20の朝原宣治(大阪ガス)、それに福士の3人が世界選手権A標準を上回った(福士と朝原は初突破)。男子ハンマー投79m12の室伏と女子5000m15分18秒92の渋井陽子(三井住友海上)がB標準を上回った。
<14:00時点の気象状況:晴れ、気温23.3℃、湿度67.0%、東北東の風0.7m>

福士と渋井の(爆笑)記者会見
女子5000mの200 m毎通過&splitタイム表

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