2008/2/17 東京マラソン
ノーマークの藤原が好走
陸連幹部の評価は? 藤原のプロフィールはこちらの会見記事に
澤木専務理事
「スタート前は(選考に絡むのは)諏訪、梅木、入船の3人くらいだろうと思っていたら、まったくのニューフェイスである藤原新(あらた)君が走りきった。痙攣するまでは、5km毎のタイムも非の打ち所がないレースをした。ベテランに頼っていた日本男子マラソンには明るい兆しになった。ただ、痙攣を起きたのは、鍛え方が足りない部分がある。諏訪君は勝負所のまとめで、若干のブレが出てしまった。
(藤原は)当然、強化委員会が選考のテーブルに上げてくるだろう。
(トラックも含め藤原選手の経験が少ないことはマイナスとなるのか? という質問に対し)候補になる選手同士の比較になる。どの選手が上がってくるかによる。過去の経験を考慮するのは、甲乙付けがたいときにはあり得る。
まずは今回の順位、タイムを他との比較でどう判断するか。(陸連の)長距離マラソンの強化担当が、整合性をつけて上げてくると思う。
オリンピック選考も3レースが終わり、残るはびわ湖のみ。期待を持って見守りたい」
高野強化委員長
「新しくサブテンとなってくる中堅、若手は久しぶり。走り方も若々しく、ガタガタになってゴールするのでなく、痙攣はあったがマラソンを走りきった。極端にペースダウンしないで2時間8分台を出したことは印象が良い。他の選手にも刺激になったと思う。男子長距離界に新たな風が吹いた」
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