2005日本選手権種目毎   
標準記録突破者
&国立競技場日本人最高
&展望コメント

*************女子@短距離*************

女子100 m
▼世界選手権標準記録突破者
2004年
11.30/11.40 小島初佳 ピップフジモト 11.39
坂上香織 ミキハウス 11.39
▼国立競技場日本人最高
11.55 +1.3 吉田香織 ミキハウス 1997 日本選手権

 7連勝中の小島初佳(ピップフジモト)が故障による冬期練習不足から出遅れている。5月7日の国際グランプリ大阪では日本人4位。小島が復調しているかどうか、でレースの様相は違ってくる。2年前も最後の1カ月で調子を一気に上げてきた実績があるが…。優勝予想は石田智子(長谷川体育施設)。大阪では得意のスタートで(日本選手間では)リードして逃げ切った。後半型の信岡沙希重(ミズノ)も、今季は中盤でグンと出られるようになり、織田記念では石田を抑えて日本人トップ。鈴木亜弓(スズキ)も故障で冬期練習に入るのが遅れ、シーズンインを遅らせた影響で5月まではいまひとつのタイム。伊奈学園高の同級生対決が現時点では濃厚。

女子200 m
▼世界選手権標準記録突破者
22.97/23.13
▼国立競技場日本人最高
23.67 ±0 新井初佳 ピップフジモト 2001 日本選手権

 信岡沙希重(ミズノ)が自己の日本記録(23秒33)更新に挑戦する。B標準の23秒13に届くかどうか。信岡自身は今季、トップスピードが向上した感触から、22秒台にも意欲的。2位争いは前半から中盤のスピードで鈴木亜弓(スズキ)がリードすることが予想される。丹野麻美(福島大)がどこまで迫れるか。松田薫(同)はタイプとして2人の中間的な感じ。

女子400 m
▼世界選手権標準記録突破者
51.50/52.30
▼国立競技場日本人最高
53.20 丹野麻美 福島大 2004 日本インカレ

 日本記録保持者の丹野麻美(福島大)が、4月に早くも53秒09をマーク。52秒88の日本記録、さらには52秒30のB標準へ挑戦する。対抗できるのは先輩の久保倉里美(新潟アルビレックスRC)と吉田真希子(福島大TC)。


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