2005日本選手権種目毎
*************男子D跳躍*************
▼世界選手権標準記録突破者
▼国立競技場日本人最高
2.30 |
阪本孝男 |
東海スポーツ |
1984 |
スポニチ国際 |
当時日本新 |
2.30 |
阪本孝男 |
東海スポーツ |
1984 |
八カ国対抗 |
当時日本タイ |
兵庫リレーカーニバル、静岡国際、東日本実業団と3連勝の醍醐直幸(東京陸協)が優勝候補筆頭なのは、誰もが認めるところ。しかし、2位との差は10cm、6cm、同記録と小さくなってきている。比留間修吾(NISHI
A.C.)、久保田聡(順大ク)、野村智宏(日本ウエルネス)という2位の3人と、中国実業団で2m16の内田剛弘(大社高教)、関東インカレ優勝(2m16)の江戸祥彦(東海大)あたりが打倒・醍醐の妥当な候補。
野村は今季から専門学校の日本ウエルネス所属に変わったが、コーチというよりも選手優先の環境で移籍した。醍醐との東京決戦に持ち込み、地元観衆と役員たちを沸かせられるか?
▼世界選手権標準記録突破者
|
2004年 |
2005年 |
5.75/5.60 |
A |
沢野大地 |
ニシスポーツ |
5.80 |
A |
沢野大地 |
ニシスポーツ |
5.83 |
▼国立競技場日本人最高
5.53 |
高橋卓巳 |
高瀬高教 |
1984 |
スポニチ国際 |
当時日本新 |
安田覚(三重教員ク)に、沢野にプレッシャーをかける戦いを期待したい。
今季の棒高跳は、5m50か55で沢野が跳び始めるときは、日本選手が誰も残っていない。静岡国際で今季日本2位の5m35を跳んでいる安田に、5m50以上を期待したい(静岡で5m45の2回目以降をパスしたのが気になるが)。試技順が沢野よりも前で、先に5m50に成功すれば、最近では珍しいケースで沢野が慌てる……ことはないか。
▼世界選手権標準記録突破者
|
2004年 |
8.20/8.10 |
A |
寺野伸一 |
サンクラブ |
8.20 |
▼国立競技場日本人最高
8.10 ±0 |
下 仁 |
千葉陸協 |
1991 |
日本選手権 |
当時日本タイ |
8.10 +0.9 |
朝原宣治 |
大阪ガス |
1997 |
日本選手権 |
|
春季サーキットでは織田記念でしか行われなかったので、情報が少なすぎる。3連勝中で前回、8m20のA標準を跳んだ寺野伸一(奥アンツーカ)を優勝者に予想したが、織田記念では5位とよくなかった。
学生が頑張っているし、荒川大輔(ニチレク)は織田記念を、森長正樹(ゴールドウイン)は東日本実業団を制した。記録的には織田記念のほとんどが追い風参考だったため、7m82の嶋川福太郎(栄クリニック)が今季トップ。混戦である。とすると、やはり日本選手権に強い寺野か。
▼世界選手権標準記録突破者
|
2004年 |
17.10/16.70 |
B |
石川和義 |
筑波大 |
16.98 |
杉林孝法 |
ミキハウス |
16.77 |
▼国立競技場日本人最高
17.15 +0.9 |
山下訓史 |
日本電気 |
1986 |
日本選手権 |
日本新 |
杉林孝法(TMA)は織田記念に優勝したものの、助走スピードを抑えた状態で記録は16m16。国際グランプリ大阪ではスピードを上げたが15m65で、同記録の石川和義(三洋信販)に敗れた。その石川が九州実業団で、16m40(−0.4)を跳んだので、優勝者に予想した。
しかし、16m前半で優勝が決まるようだと、37歳の小松隆志(香長陸協)や関東インカレ優勝(16m11)の梶川洋平(法大)にもチャンスが出てくる。
日本選手権を10倍楽しむページ
寺田的陸上競技WEBトップ