2002/12/14　山梨学大公開練習
前回10区２位
森が出雲・全日本に出なかった理由が判明

　前回の箱根駅伝10区で区間２位、２つ順位を上げてシード権確保（総合９位）の功労者となったのが、森和治（４年）だった。ところが今季は、出雲・全日本と学生駅伝に姿を見せていなかった。
「８月に虫に刺された左ふくらはぎにばい菌が入って、腫れがひどくて歩くのもきつくなってしまったんです。８月終わりから９月中旬まで入院しました。練習再開当初は歩きやジョッグだけ。ポイント練習ができるようになったのは、10月中旬からです」
　学生駅伝には出場していないが、青東駅伝には練習の一環という位置づけで出場。
「３回走って区間順位は11位、８位、６位でしたが、だんだん調子を上げていくのが狙いでした。でも、去年は練習が継続してやれていたので、その分、今年の方が不安はあります」
　とはいうものの、12月１日の日体大記録会１万ｍでは30分00秒台。前年は30分11秒台だった大会である。
「思ったより走れました。体調を上げていけば、箱根で戦えるメドが立ったと思います。自分ではまた、10区を走りたいと思っています。前回は11位でもらって“やばい”と思いながら走っていました。今回はもう少し前でもらえたら、と思っています」


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