2002/12/10 箱根駅伝チームエントリー
1区・坂斉、2区・重成
意気込み十分!
注目の関東学連選抜
全チームのエントリー選手は西條さんサイトで
賛否両論のある関東学連選抜チーム。
「変なペースでかき回されると、全体がおかしくなる」
「1人でも多く、箱根を経験できるのはいいこと」
この日の会見場でも、肯定的な見解の記者もいれば、否定的な意見を口にした指導者もいた。
しかし、選ばれた選手と指導者、つまり、1つのチームを形成した当事者はもう、そんな外野の騒ぎには関係なく、頑張って走るだけである。
「監督を引き受けた以上、このチームの趣旨でもありますが、12の大学の学生たちが、来年度は自チームで出場できる経験を積むことができるよう、指導していきたい」
関東学連選抜の監督に任命された青葉昌幸氏は、選抜チームの存在意義に触れつつ、抱負を語った。すでに1泊2日で合宿を組み、選手の意気込みに青葉氏も「ムラムラきた」という。
坂斉(国士大)の1区、重成(明大)の2区は内定している。残りの区間配置は、先日の合宿や15日の日体大記録会の結果、選手たちの希望などから判断して、決められていく。選抜チームも、他の大学同様自前でタスキを用意する。デザインは、白地に赤文字でKGRR。フィニッシュ・テープと同じものだという。
ランニングシャツとパンツは各自、自分の大学のものを着用する。そのことで逆に、“自分だけ目立とうとするのでは?”という危惧もあるが、先の青葉氏の言にある「来年度は自チームで出場できる経験」をしようとするなら、チームとしての喜び、達成感を最優先した走りをするはずだ。
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