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【次回イベント情報】 東京国際マラソン
外国勢はワイナイナ対 7〜8分台ベスト選手、
             そして1km3分ペースに付く日本選手は?
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※メルマガバージョン27号(2月9日配信)掲載記事
外国勢はワイナイナ対 7〜8分台ベスト選手、
             そして1km3分ペースに付く日本選手は?

 東京国際マラソンが明日に迫った。今年は注目選手が少なく盛り上がりが今ひとつ、などという声も聞かれるが、どうしてどうして、なかなかのメンバーだ(と思う)。せっかく行われるレースなのだから、楽しまない手はない。

 外国勢に関しては、「ワイナイナ対2時間7〜8分台選手」という構図。記録は2時間10分台しか持っていないが、アトランタ銅、シドニー銀と連続金メダルのワイナイナ(コニカ)に、世界選手権やオリンピックの成績は悪い(または出場していない)が2時間7〜8分台の自己記録を持つシメレツ(エチオピア)、レイ(スペイン)、コルテス(同)、フズダド(同)、白承道(韓国)、ラモス(ブラジル)がどう挑むか。

 昨日(2月8日)の記者会見(寺田的陸上競技WEB http://www.ne.jp/asahi/rikujouweb/terada/ に会見の詳細)では、ワイナイナが「2時間7〜8分台を出したい」と言えば、レイとコルテスのスペイン・コンビは「競技人生で最高の状態」と自信を見せた。
 コース的には、5kmまでの下りと37km以降の上りが特徴となる。コルテスが会見で言っているように、前半を楽に、かついいリズムで走ることが重要だろう。最後に坂があるからと変にブレーキをかけるよりも、前半の速いリズムで押し通した方が、好記録が誕生している(それは、後半でバテなかった一部の選手ということになるのかもしれないが)。

 しかし、今大会の結果で「やっぱりビッグゲームで強い選手が強い」とか、「やっぱり冬のマラソンは記録的に上の選手が強い」とか、安易に結論づけるのはどうかと思う。以前にどこかで書いたが、マラソンは1レース1レースで、選手の調子の波が大きいのである。ワイナイナはシドニー五輪とは別人になっているかもないし、レイも(2時間7分台を出した)ハンブルクとは違うかもしれないのだ。

 日本人選手に“超大物”がいないが、そこは見方によって……

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