ATSUYAなメール
その21
2005年7月9日

オヤジギャグが陸上界を席巻か


こんばんは、寺田さん。
会心のオヤジギャグが若い女性から支持され、とても有頂天になっている様子が7月5日の日記からにじみ出ていました(寺田注:だから、脚色しています)。あと3週間ほどで35歳になり、四捨五入で40歳になってしまう私も、同類のおっさんとしてとてもうれしい限りです。
それでも、私が大好きなのは「そして、誰もコニカった」ですが。小娘にはなかなか分からない高度なオヤジギャグとして、私も寺田さんを目標に頑張っています。
JR事故も一段落し、知事選も終わったため、私も久々にゆっくりしています。これから本腰を入れて兵庫国体取材を進めながら、世界陸上、ユニバーの地元フォロー、阪神タイガースの優勝警戒などを続けていきます。ヴィッセル神戸の二部降格がないことを祈っていますが。

先日、兵庫県のじぎく国体局の新人職員の取材をしました。今年、県庁に入った新人で唯一、国体局に配属された某女性は、我が小野高校陸上部出身でした。なんと、あの山口衛里さんの血筋(滝野中バレー部)をひき、小野高校で長距離に取り組んでいました。陸上部出身ではありませんが、国体局長と神戸新聞運動部長は、いずれも小野高校出身です。
なんとローカルな話題とお笑いになるかもしれませんが、兵庫国体をめぐる顔ぶれの偏りに、私は思わず、「テレビ解説のトラック競技は尾縣先生、フィールド競技は大山」と決めました。あとは選手がたくさん出てくれればいいのですが。

話は変わりますが、今夏の世界選手権代表に決まった筑波大の井上君は、兵庫県内屈指の公立進学校、長田高校出身です。高校時代にマイルでインターハイも制した選手ですが、とうとう日の丸を背負うことになりました。
普通の公立高校がマイルリレーで高校チャンピオンに立つ難しさは寺田さんご自身がよくご存知でしょうが、ましてや超進学校の長田が頂点に立つなんて、本当に信じられない出来事でした。当時、尼崎市政を担当していた私はインターネットの記録速報とにらめっこしながら結果を待っていたのですが、長田優勝の速報(ただの記録の羅列でしたが)を見た瞬間、「うおっっっ!」と声をあげてしまいました。春のリレーカーニバルでは社に負けていたのに…です。

その井上君は、日本選手権も日本インカレも3位で、まだ45秒台もマークしていません。しかし、彼の勝負強さはなかなかのものがあるのではないかと思います。伊東、朝原、小坂田と続いた兵庫スプリンターの系譜を受け継ぎ、ヨンパーの小池君とともに羽ばたいていってほしいと願います。
それでは、寺田さんの鍛えぬかれた、そして洗練された オヤジギャグを楽しみに、私も仕事に精進しようと思います。

K新聞社社会部 O原A也


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