2001/7/31
エントリーリスト公表
室伏と渋井がリスト1位
朝原、末續、高岡、油谷、為末、岡本、小崎、松尾、大南、花岡が8位以内


 7月31日、世界選手権のエントリーリストが公表された。各選手の自己記録、クオリフィケーション・ベスト(標準記録有効期間内のベスト記録)、2001年最高記録が列記されているが、2001年最高記録での順位付けでは、日本選手は以下のような順位だった。
【男子】
▼100 m
6)10.02 朝原宣治(大阪ガス)
53)10.30 土江寛裕(富士通)
59)10.44 安井章泰(スズキ)
▼200 m
8)20.34 末續慎吾(東海大)
36)20.68 藤本俊之(東海大)
37)20.68 松田 亮(広島経大)
▼400 m
19)45.26 小坂田淳(大阪ガス)
33)45.72 田端健児(ミズノ)
37)45.78 山村貴彦(日大)
▼1万m
7)27.35.09 高岡寿成(カネボウ)
20)28.25.18 三代直樹(富士通)
 永田宏一郎(旭化成)は欠場
▼マラソン
7)2.07.52. 油谷繁(中国電力)
9)2.07.59. 森下由輝(旭化成)
10)2.08.45. 西田隆維(エスビー食品)
12)2.08.52. 帯刀秀幸(富士通)
22)2.10.51. 高橋健一(富士通)
今季記録なし 藤田敦史(富士通)
▼110 mH
24)13.65 内藤真人(法大)
33)13.79 谷川 聡(ミズノ)
▼400 mH
7)48.38 為末 大(法大)
30)49.53 河村英昭(スズキ)
37)49.71 吉沢 賢(デサントTC)
▼3000mSC
24)8.26.77 岩水嘉孝(順大)
▼20kmW
13)1.21.20. 柳沢 哲(綜合警備保障)
 池島大介(長谷川体育施設)は欠場
▼50kmW
22)3.54.44. 今村文男(富士通)
▼4×100 mR
4)38.93 日本
▼4×400 mR
7)3.03.74 日本
▼棒高跳
25)5.60 横山 学(百十四銀行)
▼走幅跳
21)8.10 渡辺大輔(ミズノ)
▼三段跳
29)16.46 杉林孝法(ミキハウス)
▼ハンマー投
1)83.47 室伏広治(ミズノ)
【女子】
▼5000m
34)15.32.33 岡本治子(ノーリツ)
36)15.38.04 小崎まり(ノーリツ)
▼1万m
7)31.50.39 岡本治子(ノーリツ)
8)31.50.56 小崎まり(ノーリツ)
9)31.51.13 野口みずき(グローバリー)
▼マラソン
1)2.23.11. 渋井陽子(三井海上)
6)2.26.01. 松尾和美(天満屋)
7)2.26.04. 大南敬美(東海銀行)
12)2.27.50. 松岡理恵(天満屋)
今季記録なし 土佐礼子(三井海上)
 岡本幸子(沖電気宮崎)は欠場
▼20kmW
22)1.33.29. 二階堂香織(サニーマート)
31)1.34.49. 忠政良子(登利平AC)
▼4×400 mR
6)3.33.06. 日本
▼走高跳
17)1.92 今井美希(ミズノ)
▼走幅跳
7)6.82 花岡麻帆(オフィス24)
12)6.78 池田久美子(福島大)
▼ハンマー投
33)62.13 綾 真澄(中京大)
▼やり投
15)61.15 三宅貴子(ミキハウス)

 すでに、IAAFのリストなどでわかっていたことだが、室伏と渋井が参加選手中今季のリスト1位であることが判明した。
 それよりも、朝原、末續、高岡、油谷、為末、岡本、小崎、松尾、大南、花岡の10人が8位以内で、室伏と渋井を加えると12人。過去のデータがないので断定はできないが、過去のデレゲーションのなかでも、多い方ではないだろうか。
 だが、1万m・マラソンなどの長距離種目は、リストの順位はあまり当てにならない。フィールド種目も、決勝でいかに自己記録に近い記録を出せるかどうかがポイントとなり、日本選手にはその点で不安が残る。
 そういった点を差し引いても、これだけの人数がいるのだから、かなり期待できる。特に、末續慎吾と為末大の2人は、ラウンドを重ねるごとに見る者を興奮させるだろう。テレビ観戦が大いに楽しめるはずだ。