2013/7/23 ミズノ入社会見
飯塚とディーンが来春ミズノに入社
2人とも「世界で戦うためのノウハウを持ったチーム」という点を強調
スパイクの技術も大きな理由
会見での一問一答
Q.ミズノに入社すると決めた理由は?
飯塚翔太 スパイクの実績がある会社で、自分がどう走っているかを実験をしていただいたり、準備段階でバックアップしてもらっていました。将来、海外に出たいと考えていて、その部分でもバックアップをお願いできそうです。日本だけを見て競技を続けるのでなく、ヨーロッパやアメリカを見て強くなりたい。まだ評価されていないなか海外にも出させてもらっています。結果を出して恩返しをしたいと思っています。
ディーン元気 まず1つは僕も積極的に海外に行きたいと思っていて、そのときに心強いサポートがある。それを実現するにあたり、ミズノの先輩の室伏広治さんが色々なところに行かれていてパイプがある。そういう所に行くときに、不自由なく自分のペースでやっていけると思う。もう1つはスパイク開発の技術の進歩です。ミズノのスパイクを世界記録保持者のゼレズニー(チェコ)も着用していました。やり投にとって(投てき用スパイクには)必要な要素が多く含まれています。シューズも大きな理由として考えて決めました。そしてまた、来年から拠点を(田内健二コーチのいる)中京大に移します。今年はケガに悩まされたこともありますし、ケガをしないで継続してやっていく大切さも痛感しているので、ケガをしない身体づくり室伏さんからもアドバイスをしてもらいたい。そして室伏さんと同じ金メダルを、次のリオ五輪で取ることができるように頑張っていきます。
Q.伝統あるミズノというチームに、どういう印象を持っていたか?
飯塚 これまで室伏(広治)さんや末續(慎吾)さんら、世界で活躍する選手を輩出してきたチーム。世界と戦えた実績もありますし、戦うためにどうしたらいいかノウハウを持っている。自分も世界で戦っていきたいので、そういうところをチームから学べると思っています。
ディーン 世界を舞台に活躍されている選手が多いのは、選手を最優先に考えたサポートが充実していたからだと思います。選手のペースでできる環境があったから、結果を出せたのだと思います。
Q.2人のお互いの印象は?
飯塚 高校からインターハイ、世界ジュニア、昨年のオリンピックとディーンと一緒に戦ってきました。これから一陸上界を引っ張っていかないといけない立場です。と同時に、陸上界を盛り上げていきたい気持ちもあります。今回、一緒にミズノに入ることになり、一緒に海外に行くこともあると思います。ディーンが活躍しないと僕は寂しいですし、僕が活躍しなかったらディーンも頑張ってほしいと思ってくれると思うので、一緒に引っ張っていきたいと思います。
ディーン 高校から飯塚は強い選手で、大学1年の世界ジュニアでは5つメダルを取ったんですが、そのうちの4つが同じ日に集中していました。そのうちの1つが僕で、(金メダルの)飯塚が走っている姿を見て刺激をもらいました。同じミズノのユニフォームを着て走って、投げて、というのがすごく楽しみです。この2人で日本の陸上界を盛り上げて行けるように頑張っていきたいです。
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