2002/2/24 横浜国際女子駅伝
山中のレース後記者会見
『区間記録は狙っていませんでしたが、あと1秒だったと後から聞いて、それまでいい気分だったのが、悔しくなりました』

Q.レースを振り返ると?
山中美和子 今回は、レース展開を変えてみました。(ここ数レースは必ず引っ張ってきたが)最初、2kmまで抑えて抑えて、という感じの走りでした。でも、すごくスローペースに感じたので、前に出ました。3kmまでペースを上げて、4kmまでをさらに上げました。そしてラストスパートも…。区間記録は狙っていませんでしたが、あと1秒だったと後から聞いて、それまでいい気分だったのが、悔しくなりました。京都(全国都道府県対抗女子駅伝)でも4秒差で逃していたので“またか”という感じです。最後、福士さんに手を振ったんですけど、あれをしていなければ、もしかしたら…。
Q.抑えようとされた理由は?
山中 京都でも千葉(国際クロスカントリー)でも引っ張ったので、今日は風もあるし、いろんな展開を試してみるのもいいのではないかと、ダイハツの鈴木監督から言われたからです。後半、けっこう走れましたから、順位を狙う、こういうやり方もあるのかなと思いました。
Q.1km、2kmの通過タイムは?
山中 1kmは遅い感じでしたし、2kmまでも遅く感じました。タイムは、今日は時計を付けなかったのでわかりません。
Q.今日の展開で15分30秒なら、トラックの5000mで14分台を出せる自信が?
山中 福士さんもそうですし、(今日)一緒に走ってきているメンバーも、ライバルです。お互いに競り合って、日本新、14分台が出せるようにしたいと思います。トラックシーズンでは、その中の1人になりたいと思います。
Q.メダリスト・チームがリベイロさんでしたが、勝てると思いました?
山中 横で走っていて、走りが、ストライドが大きくて、後半になったら私の方がいけるかな、と思いました。ピッチで押していった方が、後半になったら疲れ方で有利になると、強気で走りました
Q.1区は5年連続で日本選手が区間賞を取っていましたが?
山中 それを聞いたときには、プレッシャーを感じました。
※福士が3区に中継する時間になったので、ここで切り上げられた。

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