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室伏の7連勝は確実。今季世界最高記録の奪還なるか?
そして、2位争いにも注目


 室伏広治の7連勝は決定的。父・重信氏の10連勝にまた一歩、近づく。室伏広治の連勝がスタートしたのは1995年の大学3年時。この年から室伏は日本選手に負けていない。注目は82m60の日本記録更新がなるかどうか。そして、東アジア直後に抜かれてしまった82m81(ハンガリーのアヌシュ)の今季世界最高だ。
 白熱しそうなのが2位争いだ。このところ海老原亘が国内ナンバー2の座を不動のものとしていたが、今季はまだ70mスローがない。一方、中京大3年の土井宏昭が今季、67m59(日本歴代8位)まで自己記録を伸ばしてきた。72m47と“室伏姓選手を除く日本最高記録”を持つ海老原としては、下の選手よりも、重信氏の75m96が目標であるはずだ。
 いずれにせよ、千葉県の高校出身選手が1、2、3位を占めそうだ。
 室伏が成田高、海老原が天羽高、土井が東学総技高である。