5000m エントリーリスト
いろいろな意味で難しい種目
B標準では世界選手権代表に選ばれる保証なし
5月29日の記事にも書いたように、1万mとの兼ね合いで出場選手の予想が難しい。1万mが先で5000mが後なので、逆のケースの女子よりも出場しやすいとはいえる。
世界選手権A標準は13分25秒00で、突破しているのは高岡寿成だけだが、高岡は1万mのみのエントリーだ。池谷寛之が13分25秒72と迫っているし、B標準の13分32秒00は松長信也も突破している。岩佐敏弘、野田道胤、瀬戸智弘の3人もあとわずかだ。
だが、日本選手権本番での突破は簡単ではない。マイナがエントリーしているので、ハイペースにならないとは限らないが、他力本願のレースぶりでB標準を突破しても、代表に選ばれるとは限らないのだ。選ばれる可能性も、もちろんあるが…。
世界選手権代表を確実にするためには、A標準突破が最低限の条件と思っていた方がいいように思う。