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千葉が関東インカレで48秒65。しかし、
為末、河村と3選手の争いか

 関東インカレで千葉佳裕が48秒65と、49秒を大きく破った。だが、優勝候補筆頭かというと、そうとばかりも言い切れない。国際グランプリ大阪では、為末大が49秒06の同タイムで千葉を抑えている。静岡国際では順大の先輩にあたる河村英昭が、千葉に0.50秒差をつけた。
 レースは、前半から飛ばす為末を、後半、河村と千葉が追う展開が予想される。山崎一彦が出てこられる状態なら、さらに面白くなる。
 河北尚広も関東インカレで49秒70と、A標準を突破したが、世界選手権代表争いに顔を出すのは苦しいか。大本裕樹、星野章志、岩崎淳らとのユニバーシアード代表争いを睨んで、優位に立っておきたいところだろう。
 昨年49秒11を出している吉沢賢としては、今季まだ49秒台がないが、ユニバー代表争いではなく、世界選手権代表争いの方に参加したいところだろう。