|
「日立グループとして"スポーツコンソーシアム理念"を打ち出していて、(スポーツと通した)地域社会との交流および社会への貢献、(スポーツによる)従業員の連帯感と健全な体力・精神の発展促進、スポーツの普及促進および競技水準の向上、の3つを柱としています。サッカーならJリーグ(柏レイソル)、野球なら都市対抗野球、そしてバレーボールのVリーグと、国内リーグのトップチームが日立にはあり、世界で戦う選手を輩出することを目指しています。駅伝は国内の大会が頂点ですから、そこをトップと思ってやっていたらダメなのです」
日立物流では選手が現役引退後も、会社に残って働きやすい環境が整っている。選手として実績を残すことで、セカンドキャリアにも自信を持って踏み出せる。
「社会に出てから数年も経つと、自分が競技をやっていたことを知らない人も多くなる。そのときに君はどんな成績だったの? という話題が必ず出ます。駅伝の何区で何番でした、と言っても、相手に伝わりにくい。日本選手権で何番でした、あのマラソンで何番でした、と言えるようにしたいのです。日本代表ならなお良いですね」
チームの強化方針を説明する日立物流・北口監督 |