カウンター数15561突破記念企画
高橋千恵美と世界クロスカントリー選手権
高橋千恵美の世界クロスカントリー選手権全成績
学年 種目 順位 記録 1位との差 優勝者 その国 開催都市 開催国 日本トップ 日本最高順位 日本団体
1992 高1 女ジュニア4000m 31 14分25秒 55秒 ラドクリフ イギリス ボストン アメリカ 水内聡子 19 6
1993 高2 女ジュニア4450m 25 15分16秒 1分12秒 オンデヨ ケニア アモレビエタ スペイン 加藤明子 8 2
1994 高3 女ジュニア4300m 24 15分21秒 1分17秒 バルソシオ ケニア ブダペスト ハンガリー 宮崎安澄 8 3
1995 社1 女ジュニア4470m 12 14分39秒 35秒 サンデル フィンランド ダーハム イギリス 高橋 3
1996 社2 女シニア6300m 18 21分12秒 1分00秒 ワミ エチオピア ケープタウン 南アフリカ 高橋 8
1997 社3 女シニア6700m 17 21分45秒 50秒 ツル エチオピア トリノ イタリア 宮崎安澄 16 5
1998 社4 女シニア8000m 24 27分17秒 1分38秒 オサリバン アイルランド マラケシュ モロッコ 高橋 6
1999 社5 女シニア8.012km 21 29分30秒 1分30秒 ワミ エチオピア ベルファスト イギリス 高橋 6
2000 社6 不参加 ビラモラ ポルトガル 野口みずき 26 7
2001 社7 女シニア8km 19 29分51秒 1分27秒 ラドクリフ イギリス オステンド ベルギー 高橋 10

高橋千恵美の世界クロスカントリー選手権成績とその年の他の大会成績対照表
学年 種目 順位 記録 1位との差 国際大会 種目 ラウンド 順位 日本選手権 順位
1992 高1 女ジュニア4000m 31 14分25秒 55秒 アジア・ジュニア 女3000m 決勝 3 高1 全国高校 女3000m 予選
1993 高2 女ジュニア4450m 25 15分16秒 1分12秒 高2 全国高校 女3000m 決勝 7
1994 高3 女ジュニア4300m 24 15分21秒 1分17秒 世界ジュニア 女3000m 決勝 6 女3000m 13 高3 全国高校 女3000m 決勝 8
1995 社1 女ジュニア4470m 12 14分39秒 35秒 世界選手権 女5000m 予選・3組 6 女5000m 3
1996 社2 女シニア6300m 18 21分12秒 1分00秒 女10000m 11
1997 社3 女シニア6700m 17 21分45秒 50秒 世界選手権 女10000m 決勝 10 女10000m 5
1998 社4 女シニア8000m 24 27分17秒 1分38秒 アジア大会 女10000m 決勝 3 女10000m 3
1999 社5 女シニア8.012km 21 29分30秒 1分30秒 世界選手権 女10000m 決勝 5 女10000m 6
2000 社6 不参加 オリンピック 女10000m 決勝 15
2001 社7 女シニア8km 19 29分51秒 1分27秒
 表の見方で1点、注意が必要だ。世界クロスカントリーに出場した高校の学年と、インターハイに出場した学年は、対応させてあるが、その他の大会は、世界クロカンが3月開催なので、出場時の学年が1つ下ということになる。つまり、1994年の欄では、世界クロカンに出場したのは高校3年時だが、世界ジュニアと日本選手権は、日本ケミコン入社1年目ということになる。以下の年も同様である。
 この企画を考えた狙いは2つあった。
 1つは、とにかく高橋千恵美の世界クロカンでの頑張りがすごいので、それを紹介したかった。これだけ多くの都市、国に遠征しているだけでも、すごい経験だと思う。これは、本人の競技生活にはプラスになるのは当然として、何らかの形で後輩たちに伝えていってほしい。それだけ価値のある経験を積んでいるはずだ。決めつけてしまって申し訳ないが。
 2つ目の狙いは、世界クロカンの成績と、その年の他の大会との相関関係があるかどうかを、調べることだった。結論から言うと、相関関係はなかった。世界クロカンがいい成績だと、他の国際大会の順位がよくなる、とうこともないし、世界クロカンが悪かったから、他の国際大会も悪い、ということにはならない。
 どんな試合選択やピーキングの流れの中で、世界クロカンに出たかで調子は違ってくるし、何より、年によって出てくる選手の顔ぶれが違うのだから、仕方がない。これを言っちゃうと、比較の根拠がなくなってしまうのだが、安易に“世界大会だから、毎回同じレベル”と決めつける方が、頭の硬い考え方だと思う。