2002/4/13 ロンドン・マラソン
男子ラビットのペースが決定
中間点を1時間02分30秒
2つの集団でレースは展開か?
13日17時からのテクニカル・ミーティングで、ラビットの中間点までのペースが決まった。
男子は1人(エチオピアのウォルク)が1時間02分30秒で、あとの2人が1時間03分00秒から1時間03分15秒。ウォルクにはゲブルセラシエをはじめジファーとトーラのエチオピア勢がつくことが予想され、テルガト(ケニア・1万m世界歴代2位)やピント(ポルトガル・ヨーロッパ最高記録保持者)、ハヌーシ(米・世界最高記録保持者)、尾方剛(中国電力)らは後ろのラビットにつくと予想される。が、ハヌーシは追走する可能性も示唆した。
ハーフの1時間02分30秒は20kmに換算すると59分10秒から15秒。手元の資料で判明している範囲では日本では過去、2回ほどこれを上回るペースでレースが展開されたことがあるが、ロンドンの(走りにくいとされている)コースでは、このペースは無謀というのが大勢のようだ。エチオピア勢と他の有力選手が、別々の集団でレースを進める光景が見られそうだ。
なお、女子の情報は入ってきていないが、ツル(エチオピア)は1時間11分以内の通過を希望している。
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