2002日本選手権を10倍楽しむページ
無責任予想の結果と懺悔
第1日 なんと全種目で優勝者的中
今季好調の選手が順当に力を出し切った1日


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■男子110 mH(±0)
1)13秒99 谷川 聡(ミズノ)3年ぶり3回目
 一応、予想が的中。内藤の欠場が決まった時点で、谷川聡(ミズノ)が意地で勝つのではないかという予感がした。実際にそれが“意地”だったのかどうかはわからないが、桜井健一(ミキハウス)との接戦を胸の差で制した。
■男子円盤投
1)52m01 畑山茂雄(ゼンリン)4年連続5回目
 これも的中。今季の調子から見て、順当な予想と結果。ところで、男女の円盤投はどこか、変だった。畑山以外の選手は投げても投げても50mに届かない。自己記録から3m、4mショートするのは当たり前、というコンディションだった。風のせいなのか、暑さのせいなのか?
●女子1万m
1)32分30秒51 福士加代子(ワコール)初優勝
 これも的中。連戦の疲れが心配ではあったし、選手層の厚い種目だけに、実際、誰が勝つのかわからなかった。5000m通過が16分33秒と遅く、川上優子(沖電気)ペースかとも思ったが、7000m付近から後れ出す。その後も、岡本治子(ノーリツ)が昨年の再現をするのではないかと思ってもいた。スローペースは、この暑さを考えたら仕方なかったのかも。
●女子100 mH(+0.2)
1)13秒15 金沢イボンヌ(群馬綜合ガードシステム)2年ぶり7回目
 これも的中。この予想も難しさはなかった。2位の森本明子(さとえクラブ)が13秒24の自己新、日本歴代3位。
●女子棒高跳
1)4m20 近藤高代(長谷川体育施設)=日本タイ、2連勝
 これも的中。小野真澄(札幌陸協)の調子がわからないので、“賭け”の部分もあったが…。日本新確率を34%にしていたが、これも、まずまずの数字を予想したと自分では思っている。が、50%に近い数字にしておけばよかった。2位の小野真澄(札幌陸協)も4m10。日本人2選手が同一大会で4m10以上をクリアしたのは、99年5月の台湾・高雄での試合以来。そのときも小野と近藤だった。
●女子三段跳
1)13m56 花岡麻帆(Office24)−0.1 4連勝
 これも的中。昨年の日本選手権以来の三段跳出場となった花岡が、3回目に13m56をマークして快勝。出られる状態であれば、花岡の勝利は間違いなかった。4・5回目をパスして6回目に賭けた花岡は、ファウルながら13m90に着地。「けっこうファウルしていました」と、本人は言うが…。吉田文代(中大)が2位となり、成田高OBがワンツー。
●女子円盤投
1)52m42 室伏由佳(ミズノ)2年ぶり3回目
 これも的中……ってことは、今日行われた決勝種目は全部的中ってことに。今季好調の選手が、日本選手権でも力を出したということでしょう。2位の成瀬美代子(ミキハウス)とは1m31差だったが、6投中3投が成瀬の記録を上回った室伏の快勝だった。