2002/7/21 南部記念
女子400 mで53秒47の学生新 木田真有コメント
「学生記録が53秒台中盤とは知っていましたが、正確には知りませんでした」

■木田(写真)は地元北海道の帯広南商高出身。
(※本サイトの■表示は、その場の質問ではなく、その後に続く選手コメントの背景を説明している)
木田 全道大会とかで走ったことが何回かありますが、いい記録で走ったことがないんです。今日は、出したいと思っていました。
■昨年54秒69と北海道記録をマーク。今季すでに、日本選手権で54秒01にまで縮めていた。
木田 今日の記録には、自分ではビックリしています。今年に入ってすでに1秒以上更新したことになりますから。川本(和久)先生からは、練習から53秒台は出ると言われていました。走る前にも53秒台中盤で走れるから、最後まであきらめるなと。
■福島大の先輩で日本選手権優勝者の吉田真希子(福島大TC)が、前半から飛ばし最後の直線で追い上げた木田が、フィニッシュ直前で逆転した。
木田 どこでとらえる、とかは考えていませんでした。先生からは、300mで前にいるか後ろにいるかわからないけど、どちらにしても自分の走りをしろと言われていました。(日本選手権と同様吉田が先行し)“このまま行くのかな”と思いましたが、最後は“もしかしたら届くかな”と。逆転したのは、ゴール一歩前でした。私の感覚では。
■6月23日の実業団・学生対抗では、400 mでは0.37秒差で負けたが、スウェーデンリレーの4走では、いつもは離される前半から食い下がった。吉田の52秒9に対し、木田は53秒1。
木田 いつも前半行けなくて、後半追い上げるパターンでした。実学では近くでバトンをもらったんですが(吉田と80cm差くらいだった)、リレーだったらそこで離されたら終わり。それで前半から行くことができました。次は400 mでも前半から行ってみたいと考えていたら、幸いにも今回、真希子さんのレーンが1つ外で“絶対に離れない”と思って走りました。
■柿沼和恵(中大→ミズノ)が95年に出した53秒56の学生記録を、7年ぶりに更新した。
木田 学生記録が53秒台中盤とは知っていましたが、正確には知りませんでした。ビックリです。嬉しいです。

川本監督のコメントは「おやじの時々日記」で

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