2002/8/25 北海道マラソン
冷夏マラソン
堀江が2時間26分11秒の大会新で快勝
男子はカンディエ、初マラソンの山本が2位
男子はカンディエ 女子は堀江が優勝 2002北海道マラソン 【写真】 (14:41)(北海道新聞)
スタート時の気象条件
曇り、気温20.6℃、湿度55%、東の風0.6m
堀江知佳(積水化学)のコメント
「17分10秒で入るように言われていました。実際のペースはそれよりも遅かったのですが、自分としてはタイムよりも勝負をしたかったので、落ちついてレースを見ていこうと思いました。(吉松が遅れた27km付近では)周りに誰がいるのか把握できていませんでしたが、コーチが後ろの状況を教えてくれて、行けるかなと思って行きました。(風は)向かい風かなとは思いましたが、上手い具合に男子選手に付いていけましたので、それほど気になりませんでした。今日はすごくコンディションが良くて、暑さもジメジメもなく、このタイムが夏の大会で出したものとは思いません」
男子2位・山本佑樹(旭化成)のコメント
「30kmまでは練習のようなペース。30kmからヨーイドンで、駅伝の一区間を走るようなレースでした。(32kmで出たのは)早めに勝負を仕掛けたかったんです。集団の人数も多く、日本選手もいましたから、強い選手だけに絞って、その中で勝負をしたかった。6人になったときは、狙い通りでした。相手に休ませないように仕掛けていきました。
(37-38km付近で離されそうになりながら付けたのは)カンディエ選手と勝負をしたい、スタート前から外国招待選手と勝負をしたいと考えていました。そこで無理をして付いて、頑張れたというか…。離れるかな、という場面でもう1回付こうと前向きになれたことがよかった。自分は調子がいいとストライドで行っちゃうんですが、監督からピッチで貯めて行けと言われていました。意識的に集団の中で、ピッチで行きました。風を気にせず、それよりも集団の後ろで構えていくことを意識しました。
マラソン練習に入ってレースまで、ほぼ予定通りにやってこれて、初マラソンでも後半ペースアップできて2位になれたことは、自分でも評価できると思っています。ですが、レース後に監督から“あそこまでいったら勝て”と言われました。あそこはタイム差というよりも地力の差。地力をつけないと差は埋まらないと思います。(カンディエがコースを間違えて)アレって感じました。あれでボクが勝たなければいけなかったんでしょうが、正直、あれで勝ててもどうかなと…。実際に勝っていませんし、間違えても間違えなくても、今日の差は自分の弱さ。あれは関係ありません。
(マラソン練習に入ったのは)5月25日のゴールデンゲームズの翌日から。距離を踏んでスタミナづくりをする、いわゆるマラソン練習をやってきました。佐々さんと同じ練習の流れです。出された練習は予定通りにこなし、40km走を2本よぶんにこなしました。全部で9本です。そしてスピード練習をちょこちょこ入れて、体調を上げてきました。特に狂いはなかったです。
(目標は)記録は気象条件で左右されますが、欲を出して考えていたのは2時間10分を切って優勝することです。涼しければ、の話でしたが。それよりも精神的に**(聞き取れず)して、きちんとゴールし、最後にタイムがついてくればよかった」
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