2002/5/17 関東インカレ第3日
末續10秒12で、2位に0.31秒差の圧勝
「左のハムストリングに違和感があって、『50mから流せ』と言われていましたが、大丈夫だと判断しました。(9秒台は)その辺にありそうな気がするんですけど…」

■1部100 m(+1.2)
1)10.12 末續慎吾(東海大)
2)10.43 宮崎 久(東海大)
3)10.45 田島宣弘(日体大)
4)10.50 菅野優太(日大)
5)10.54 大前祐介(早大)
6)10.55 北村和也(早大)
7)10.68 本田裕之(順大)
8)15.53 日高一慶(順大)

4×100 mRのあとの末續との一問一答
Q.(ひとしきり4×100 mRの話の後)100 mは?
末續 昨日の準決勝のあとから左のハムストリングに違和感があって、今日もアップのときから感じていたので、今日は勝てばいいかなと。高野先生からも「50mで勝負が決まったらやめろ(流せ)」と言われていました。それを考えたら、(10秒)12はびっくりです。僕は50mまで走って大丈夫だと感じたので、そのまま走りました。昨日も、大会新を出したのに「バカっ」って怒られたんですよ。準決勝終わってから違和感があって、体がついてきていない感じです。
 とにかく今日は寒かったですね。今日は多めにアップをやったんですよ。2回やって多めに汗をかいて…。でも、脱いだらすぐに冷えてしまう感じで。息まで白かったくらいです(これは冗談か?)。決勝はとにかくケガをしないように、レース中にそんなことは考えていませんが、アップが思うようにできませんでしたから。
Q.スタートは?
末續 スタートは会心でした。
Q.10秒2未満のレースが続いて疲れは?
末續 とりながらやっていますが、とれない部分もあります。水戸のあとはまったく、(追い込んだ)練習はやっていません。それで10秒1台(05もあるので正確には20未満)が続いているのは、我ながら満足です。セカンド記録がどんどん上がっていますしね。
Q.(不詳)
末續 もうちょっと、耐えられるものにしたいですね。(それを)ものにしないと、突然、暴れ馬が現れたりしますから。
Q.それが一番出たのは?
末續 水戸ですね。
Q.日本選手権への練習は?
末續 ちょっと休んで、また練習をします。200 mは楽しみにしています。100 mはちょっと、休みたい感じです。この3試合はきつかったですからね。そのあとの、ヨーロッパの件もありますから。
Q.ヨーロッパは7月ですか、8月ですか。
末續 練習を多めにやっておきたいですから、6月、7月とちゃんとやって、8月後半が自分ではいいと思っています。(10秒)05を出しましたから、そこそこの試合は出られると思うんですが。
Q.伊東浩司さん(10秒00の日本記録保持者)とは何か話をしましたか?
末續 電話で話をして、「出るんちゃう?」「無理をしないように」と言われました。
Q.破っていいと?
末續 それは言っていなかったです。わからないですね。
Q.3試合やってみて、9秒台への感触は?
末續 その辺にありそうな気がするんですけどね。

※4×100 mRは2走・末續で東海大がトップに立ったが、3走で早大・大前祐介が快走。一気にトップに立った。東海大は3・4走のバトンパスでオーバーゾーンを犯して失格。優勝は早大で39秒57。

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