2002/6/10
日本選手権の結果で朝原、吉田、福士ら55選手をアジア大会代表に選出
残り7枠は南部記念とアジア選手権で
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6月10日、日本陸連は10月に韓国釜山で行われる第14回アジア大会代表55選手、アジア選手権(8月スリランカ・コロンボ)代表57選手を発表した。アジア大会代表は3月に発表されたマラソン代表4選手に続いての2次選考で、7月の南部記念、8月のアジア選手権の結果でさらに3次選考7名が追加され総勢66名になる見込みだ。
選考基準は以下の通り(陸連発表原文)。
1.第86回日本陸上競技選手権(第85回日本選手権競歩大会)において優勝した競技者の中から、本大会でメダル獲得または入賞が十分に期待できる競技者を選考する。
2.第86回日本陸上競技選手権(第85回日本選手権競歩大会)において上位入賞した競技者の中から、本大会で入賞が十分に期待できる競技者を選考する。
3.第86回日本陸上競技選手権(第85回日本選手権競歩大会)およびその他の選考競技会で上位入賞した競技者の中から、本大会で入賞が十分に期待できる競技者を選考する。
4.リレー種目においては、種目の特性を考慮して選考する。
記者発表の際、それぞれの代表が上記のどの項目に該当するかも公開されたので、代表一覧に明記した。また、3次選考の7名は澤木強化委員長から以下のようなコメントがあった。
「有力選手が日本選手権を欠場しまして、大黒柱の欠場でリレーメンバーに被害を被ってしまった。(それを想定して)南部記念とアジア選手権の2つも選考会に指定している。2つで活躍したら(選考を)と思っている。200 mの末續、400 mの小坂田、110 mHの内藤の3人のことであります。男子のリレー要員で特に2枠、女子の200 m兼リレー要員で1枠、あとは種目を問わずに優秀な成績を残した選手で1枠を決定したい。先ほど3人の固有名詞を出しましたが、彼等がダメだったら優秀な成績を残した選手に(枠は)広く分け与えられることになります。(アジア選手権代表になっていない末續と小坂田が、もしも南部記念を欠場したら?)当然、出られないということになります」