2002アジア選手権代表
河村、太田らアジア選手権代表57選手が決定
室伏広治もワールドカップ狙いのために出場


 第14回アジア選手権の日本代表57選手が、6月10日、発表された。

 選考基準は以下の通り(陸連発表原文)。
1.第86回日本陸上競技選手権(第85回日本選手権競歩大会)において優勝した競技者の中から、本大会でメダル獲得または入賞が十分に期待できる競技者を選考する。
2.第86回日本陸上競技選手権(第85回日本選手権競歩大会)において上位入賞した競技者の中から、本大会で入賞が十分に期待できる競技者を選考する。
3.第86回日本陸上競技選手権(第85回日本選手権競歩大会)およびその他の選考競技会で優勝(日本人1位)または上位入賞した競技者の中から、本大会で入賞が十分に期待できる競技者を選考する。
4.選考競技会で優勝または上位入賞した競技者の中から、本大会でメダル獲得または入賞および将来性が期待できる競技者を選考する。
5.リレー種目においては、種目の特性を考慮して選考する。


 記者発表の席上、上記項目のどれに該当するかが公開されたので、選手一覧表に明記した。アジア大会代表との兼ね合いについては、沢木強化委員長が以下のようにコメントした。
「本来、アジア大会とはまったくセパレートにする方針でしたが、アジア大会への戦略・戦術上の理由で、種目によっては出場可としました。よって、15名のアジア大会代表が含まれます。室伏広治については、ワールドカップ(9月・マドリード)を狙いたい、という本人の希望があり、その予選であるアジア選手権への出場を本人が申し出てきました」
 ワールドカップ出場は室伏1人に限ったことではなく、河村英昭(スズキ)、太田陽子(ミキハウス)、今井美希(ミズノ)ら、優勝候補の選手全員に言えることである。

種目 選考基準 氏名 所属
男子 短距離 菅野優太 日大
土江寛裕 富士通
伊藤辰哉 富士通
大前祐介 早大
向井裕紀弘 日大
松本 卓 スズキ
中長距離 鈴木尚人 東海大
森 祥紀 自体学
小林哲也 福田組
大森輝和 くろしお通信
ハードル 桜井健一 ミキハウス
内藤真人 法大
河村英昭 スズキ
千葉佳裕 富士通
3000mSC 村山竜也 大塚製薬
競歩 吉澤永一 明大
藤野原稔人 三栄管理興業
跳躍 内田剛弘 福岡大 アジア大会
沢野大地 日大
森長正樹 ゴールドウイン アジア大会
羽生 悟 小島プレス
石川和義 筑波大
渡辺容史 筑波大
投てき 榊原英裕 静岡陸協
藤原 潤 八千代工業
室伏広治 ミズノ アジア大会
土井宏昭 中京大 アジア大会
白岩志朗 紫郊クラブ
混成 石沢雅俊 小島プレス アジア大会
平田卓朗 日体大
女子 短距離 鈴木亜弓 スズキ
松本真理子 福島大TC
信岡沙希重 ミズノ
草薙絵梨子 仙台大
吉田真希子 福島大TC アジア大会
木田真有 福島大 アジア大会
中長距離 松島朋子 UFJ銀行 アジア大会
杉森美保 京セラ アジア大会
川島亜希子 UFJ銀行
那須川瑞穂 積水化学
ハードル 金沢イボンヌ 群馬綜合ガードシステム アジア大会
森本明子 さとえクラブ
※吉田真希子 福島大TC アジア大会
江口幸子 横浜陸上ク
競歩 忠政良子 登利平AC
跳躍 太田陽子 ミキハウス アジア大会
今井美希 ミズノ アジア大会
近藤高代 長谷川体育施設 アジア大会
小野真澄 札幌陸協 アジア大会
池田久美子 福島大 アジア大会
吉田文代 中大
投てき 市岡寿実 国士舘クラブ
成瀬美代子 ミキハウス
鈴木 文 チチヤス乳業
植木秀美 筑波大
山本晴美 長野市陸協
混成 佐藤さよ子 日立インダストリーズ
平戸安紀子 筑波大

寺田的陸上競技WEBトップ