2016/5/7 ゴールデングランプリ川崎前日
前日会見から各選手のコメントを要約
短距離4選手編


オカグバレ
「現状のベストを尽くすことを考えています」
「全体としては調子が良いので、明日を自分でも楽しみにしています。ただ、今季は一歩一歩、ステージを上げていきたいと考えている。現状のベストを尽くすことを考えています。具体的なタイムを目指すのでなく、良い形でベストを尽くしたい」

ガトリン 
「日本のレースは速いレースを期待できる」
「足首のケガなどもありましたが、ベストのコンディションに持って来られた。日本のレースは速いレースを期待できる。追い風が手伝ってくれればさらに速いレースになると思う」
「桐生選手と2年前のこの大会で走ったことは覚えている。(「小さな変化を続ければ大きな違いになる。10秒を切るのは遠い未来のことではない」と)アドバイスしたことも覚えている。彼は明日だけでなく、将来的にも良い選手になれると期待しています。最高のパフォーマンスをと願っています。日本だけでなく、世界で活躍できる選手になってほしい」
「(ボルトとの金メダル争いに関しては)レース中に考えられることは自分自身のことだけ。相手のことは考えず、自分がどれだけ良いレースをするかにかかっています。リオ五輪は自分自身のパフォーマンスに集中して行きたい」

桐生祥秀
「悔いの残らない走りをして、ガトリン選手との距離を感じられたら」
「いつものことですが、試合前の状態は普通です。レース当日になったら(スイッチが入って)調子が上がり、今の力を発揮して良い順位を取りたい。体重は去年より2kg落として今、67kg後半なのですが、走りをどうこうしようということよりも、ケガをしないためです。冬期はスタートから中盤のノリを意識して取り組んできました。100mはまだ今季、アメリカの1試合だけなので、それを明日のレースで確認したい」
「ガトリン選手は今、世界のトップスプリンターです。明日、一緒にレースができるのは光栄ですし、自分がどのような走りができて、結果的にガトリン選手との距離を感じられる大会にしたい。悔いの残らない走りができればいいですね」
「2年前に直感したことの一番、今のままでは太刀打ちできないということ。あれだけ差を開けられた経験は初めてでしたから。(当時と比べたら)今日も、落ち着いて前日練習ができましたし、2年前のような後悔するレースはしたくないと思っています」
「(米国から帰国後1カ月間は)去年のこの時期はケガをして練習不足になってしまったので、(今年は)坂とか120mを走って、しっかり練習をしました。加えて、スタート練習を欠かさず、タータンを使って走りました」

山縣亮太
「織田記念から良い流れなので、標準記録を狙って行きたい」
「(10秒27<−2.5>で優勝した)織田記念くらいから調子が上がってきました。その良い流れを利用して、明日も良いレースをして、オリンピック標準記録(10秒16)をしっかり狙って行きたい」
「織田記念は4年ぶりの優勝で、すごく良い流れを久しぶりに感じていて、その状況で桐生選手とも久しぶりのレースなので楽しみです。桐生選手は僕がケガをしている間にどんどん強くなって、それは合宿などで一緒に練習しても感じられたので、胸を借りるつもりで僕も良いレースをしたい」
「(織田記念の後は)織田で少し疲れが出てしまったので、疲労を抜かないといけなかったのですが、1週間全部を疲労抜きに費やしてしまうと体が反応しなくなってしまうので、水曜日くらいまではしっかりと練習して、そこから疲労抜きをしてきました」


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