2016/3/5　びわ湖マラソン前日会見
中本は２度目の、前田は初の五輪に意欲
高温予想も会見出席選手全員が２時間10分突破に照準

Ｑ．明日の抱負を。
酒井将規　明日は日本人１位を狙って力まず走ります。
石川末廣　五輪選考になっているが、気負わず、レースの流れに乗って走りたい。
足立知弥　自分のやってきたトレーニング信じて、２時間９分を切って、８分台を狙って、日本人トップを狙って走ります。
前田和浩　日本人トップをとれるように、しっかり集団について走りたいと思います。
中本健太郎　故障からの復帰レース。今までの経験を生かして、オリンピック選考をしっかり頑張りたいと思っています。

Ｑ．気温が高くなり、雨になるかもしれないという予報ですが、何が勝負を分けるポイントになると思うか。狙いたいタイムは？
酒井　気温が高くなるということですが、暑いのは苦手じゃありません。30km以降にレースが動くと思うので、そこまでしっかり先頭について、最後は粘って走りたいと思います。
石川　暑くなって粘るレース展開になれば、自分の経験を生かして、粘って粘って、最後まで粘って日本人トップを取りたいと思います。
足立　天候は１週間前から予想していました。それで、いつもより多く水分をとってきました。給水ミスしないようにしたいと思います。
前田　しっかり給水をとって、脱水にならないようにしたい。
中本　あまり暑さは気になりません。しっかり給水して、自分の走りを進めたいと思います。

Ｑ．リオ五輪の最後の男子マラソン選考レース。東京の結果を踏まえ、リオ五輪へアピールするためには、どんなことが重要になると思うか。
酒井　一番は10分切りで、日本人１位か２位になること。10分を切ることを目標にしてます。
石川　五輪選考なので、内容も重要になってくると思う。積極的なレースをして最低でも２時間10分を切りたいと思います。
足立　条件は違ってきますが、内容勝負。最低限２時間10分を切ることです。
前田　タイム的には福岡（佐々木悟の２時間08分56秒）を超えないと。その辺を意識しながら走ります。
中本　日本人トップとタイムが、選考基準にひっかかるためには必要。その辺を意識しながらレースを進めます。

Ｑ．オリンピックとはどんな舞台？　オリンピックへの思いを。
酒井　日の丸をまだつけたことないので、オリンピックでつけたいと思っています。
石川　４年前に初マラソンをしてからの目標です。今回、つかみにいきたい。
足立　自分が陸上やっていく上で重要な存在。そこをしっかり狙っていきたい。
前田　オリンピックに出場するために、ここまで続けてきました。しっかり取れるように頑張りたい。
中本　４年前にロンドン五輪を経験して、オリンピックはどのレースよりも特別でした。もう１度その舞台に立ちたい。

Ｑ．前田選手は世界陸上には何度も出場していますが、オリンピックはまだない。世界陸上との違いは？
前田　僕は世界陸上は出場させてもらっていますが、過去３回とも結果は全く良くなかった。オリンピックは中本君が言っていたみたいに、違うものだと聞いています。（今度は）違ったところで、結果を出したいなと思っています。（年齢的に最後という意気込み？）狙えるのは最後だと思うので、今までの経験と練習で、しっかり結果を出せればいいなと思います。

Ｑ．中本選手が狙っているタイムは？　どういった練習を重視してきたか？
中本　福岡と東京を見て、サブテンが１人しか出ていません。サブテンと日本人トップが最低条件かなと思っています。気温は高めになるかもしれませんが、２時間８〜９分台を目標に進めたい。昨シーズンから故障が続いていて、マラソン練習を始めたのは１月から。それでも40km走２回と、全日本ハーフに出ながら状態を上げてきました。ベストコンディションで臨みたい。


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