2015/3/1 びわ湖マラソン
前田が4回目の国内マラソン日本人トップ
レース後の一問一答
「30kmでペースが上がったところでは対応できたのですが、そこからまたペースが上がって落ちての繰り返しに上手く対応することができませんでした」


Q.厳しい気象条件でしたが、タイムと順位を踏まえ、今日の結果を率直に振り返ると?
前田和浩 今回は優勝を目標にしていましたので、順位はやっぱり***********(スピーカーの音量が小さく聞き取れず)、タイムも2時間10分さえ切ることができなかったので、望んだ結果ではまったくありませんでした。

Q.先ほどのテレビ・インタビューでは、30kmのペースアップには対応できたがそれ以降がダメだったと話していたが、具体的にどこがダメで、その要因は何だったのか?
前田 30kmからペースが上がることは予測していましたから、対応する準備はしていました。実際、ペースが上がったところでは対応できたのですが、そこからまたペースが上がって落ちての繰り返しに上手く対応することができませんでした。そこがまだまだだな、と。その要因は、体が雨で冷えてしまい、条件はみんな同じなのですが、脚が限界に来ていました。最後で力尽きてしまった。

Q.(質問、スピーカーの音量が小さく聞き取れず)
前田 折り返してラップを見たら3分以上かかっていたので、タイムも****************(スピーカーの音量が小さく聞き取れず)

Q.36.3kmで帽子を投げ捨てたのは?
前田 どこかでバトオチルが行くだろう、どこかの給水でペースを上げるだろうと思っていました。自分が取りに行ったところで行かれたので、気持ちを変える意味でやりました。

Q.(質問、スピーカーの音量が小さく聞き取れず)
前田 福岡と東京で今日より良いタイムが出ているので、どうなるかわかりませんが、まあ、微妙な気持ちですね。

Q.ナショナル・チームで1年間やってきたことが、この大会、この走りにどう生きたか? ナショナル・チームの看板のプレッシャーをどう考えているか?
前田 ナショナル・チームと言われますが、僕は特に気にしていることはありません。ナショナル・チームというプレッシャーはないですね。夏に1回だけしか合宿していませんし、メンバーから刺激を受けたのは確かですが、夏のことでしたからそれ以降は……。あと1回くらいあれば上手くつながっていたのかもしれません。そこに関してはあまり、という感じです。

Q.モスクワ世界陸上(2013年・17位)の失敗のあと、気持ちがどう変化して、どういう練習をして、北京世界陸上をとらえるまでに至ったのか?
前田 モスクワ世界陸上を含めると3本になりますが、その3本とも上手く結果を出せずに来てしまいました。今回はしっかりと練習ができていたので…その前も練習はしっかりできたのですが、レース前に体調を崩したりすることが多く、その辺に注意して練習を積むことができたのが良かったと思います。


寺田的陸上競技WEBトップ