家谷が3年時には西脇工高が前田泰秀、報徳学園高が高橋謙介というビッグネームがエース。
特に西脇工高は前年が小島忠幸、木庭啓、石本文人がいて、家谷3年時には前田、黒田豊和、岡田展彦が3年で、1年生に奥田真一郎というメンバーで全国高校駅伝2連勝。翌年は高橋謙介の報徳学園高が優勝した。
家谷と同じ学年で神戸甲北高出身の坪田智夫(03年世界選手権10000m代表。現法大監督)は、「西脇の選手だったら4番目以下でも誰でもいいから勝ってやろうと挑んでいた」という。
3年時のインターハイ路線は西脇工高3人と、報徳学園高2人、坪田で兵庫県大会5000mの6位までを占め、その6人がそのまま近畿大会の1〜6位となって全国大会に出場した。
家谷は駅伝でも兵庫県大会3位だったが、1区で西脇工高、報徳学園高と激戦を繰り広げ、区間1位の西脇工高から5秒差の区間3位だった。 |