2013/5/31 日本選手権混成前日
ロンドン五輪代表2選手カコミ取材
右代啓祐
「前半で4000点を取ることが1つの目安。スプリントの動きで和歌山後にひらめきがあった」
●今大会の目標
「どんな記録が出ても反省はすると思いますが、8200点のA標準、8300点の派遣設定記録を出したい。その目安の1つが前半の得点です。初日に4000点を超えて、2日目に4200〜4300点。去年は前半が4060点でしたから、4100点も可能なラインだと思っています。100mが11秒29で400mが50秒58というのはそれほど速くありません。走高跳(2m03)ももっと跳べましたね」
●今大会に向けての練習など
「今日の練習はいつも通り、これから試合が始まるんだな、という感覚になれました。体調はすごく良いですね。動きも良かった。ロンドン五輪後に週2回、スプリントのコーチに付いてトレーニングをしてきました。松田(克彦)コーチにもチェックしてもらって来ました。今日もそのチェックを、スタートや中間走でしました。和歌山では100mが11秒4台で、走りにウエイトを置いた練習をしてきたので残念に感じましたが、実力的にはついていたのだと思います。その後の練習のなかでスプリントのコーチや松田コーチとも話していてひらめきがあり、それを継続してやってきました。和歌山は『どうなるんだろう』という不安もありましたが、今は『やるぞ』というわくわく感の方が大きいですね。走りが速くなれば日本記録を狙えると思っています」
中村明彦
「どれだけに8000点に近づけるか。調整で疲労の抜き方をいつもとは変えました」
●今大会の目標
「どれだけ8000点に近づけるか。そこに挑戦したいと思っています。和歌山で痛めた右ひじがよくありませんが、自己新は行くかな、という手応えがあります。(自己記録の7710点をマークした昨年の日本選手権よりも)100m、走幅跳、棒高跳は確実に行きたいですね。砲丸投、400m、110 mHもどれだけ行くかな、という期待があります」
●今大会に向けての練習など
「和歌山の後、限られた時間のなかでやることはできたと思います。今回の調整では疲労の抜き方をいつもとは変えました。いつもは1週間前に1500mを想定したペース走を入れたりしますが、今回は10日前から落として来ました。大学2年時に和歌山で腰を痛め、2週間まるまる休んで東海インカレで大ベストを出しました。イメージ的にはそのときのような感じでやっています。今日の練習は少しフワフワしたところがありました。(明日)アップをすれば動いてくるから、と本田コーチも言ってくれています」
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