2013/10/4 東京国体1日目
1日目コメント集
十種競技学生チャンピオンが自身初の49秒台
2年生の石山が少年共通円盤投2連勝
ポールどころ香川の高校2年生、三宅が5m10の自己新
土井は「最低限」の優勝で国体V3
松下祐樹(神奈川・順大4年)
「(ハードラーとして)新たな一歩を踏み出せました」
リザルト
「今年から本格的に400 mHを始めて49秒台を目標にやってきましたが、まさか49秒7台が出るとは思いませんでした。(十種競技で優勝した)全カレで右太ももを痛めたこともあってハードルは跳ばず、前半の13歩のリズムを速くしようと、ストライドを大きくしながら回転を速くする練習を重点的にやってきたんです。流しや短い距離のダッシュで意識してきました。今日はバックストレートが追い風で、13歩のリズムが速く行けたと思います。リオ五輪を目指して(ハードラーとして)新たな一歩を踏み出せました」
石山歩(京都・花園高2年)
「今年の優勝の方がうれしいです」
リザルト
「去年の国体の50m14(高校1年最高記録)が自己記録で、1年ぶりに更新したかったのですが、今年の優勝の方がうれしいです。今日の49m51はセカンド記録ですが(高2最高はディーン元気の51m40)、ケガもほとんど治ってアベレージは上がっていますし、レベルも今年の方が高かったですし。(技術的には)コンパクトに回ることを意識しています。大きく回ろうとすると軸が斜めになってしまうんです。リーチの長さで投げています。今後どうするかはわかりませんが」
三宅功朔(香川・観音寺一高2年)
「(香川の期待に)応えたかったのですが、インターハイは6位でした。今日の結果で恩返しができたかな」
リザルト
「今日は5m10が跳べて大満足です。ずっと跳びたかった高さで、今日が6回目の挑戦でした。たまっていた思いが吹っ切れました。助走を走れたことが大きかったと思います。(オールウェザーの)硬さや風の吹き方が自分に合っていて、スタジアムに入ってすぐに好きになりました。(4m70と80で1回失敗したのは)調子が良すぎてポールが軟らかくなって、バーを蹴ってしまいました。5m23にバーを上げたのは香川県高校新記録だからです。5m22の記録を持っている土井(翔太)さんが一緒に練習してくれていますし、インターハイ前には荻田(大樹・ミズノ)さんも練習を見に来てくれました。詫間先生が教えられた先生方が僕たちを教えてくれていますが、詫間先生も市議会議員でお忙しいのに毎日のように学校に来てくださいます。それに応えたかったのですが、インターハイは6位でした。今日の結果で恩返しができたかな。突っ込むときに右脚の腿が落ちてしまうのが課題でしたが、インターハイのあとに高くすることができました。入りが高くなって、スイングからその後の流れがよくなるんです。最後を駆け込めると自然と腿が上がるようになります。(170cm・60kgと体格に恵まれないが)入りの高さがあることと、スピードを落とさずに突っ込めるので、そこを生かして跳べとと言われています」
※三宅は中学時代に4m71の香川県中学記録、今回の5m10は香川県高2タイ記録
土井杏南(埼玉・埼玉栄高3年)
「焦っているだけでは成長しません。今の自分を客観的に見てトレーニングしていきます」
リザルト
「予選から全部、納得のいく走りはできませんでした(決勝は11秒78・−0.2)。練習やアップでできていることが試合になると出せません。練習でできているつもりになっているだけかもしれませんが、試合でできないのは事実です。スタートが得意な方だったのに、そこが上手く出せません。(2月に)腰が痛くて練習ができなかったことが一番の原因なのかもしれませんが、それは過去のことなので、今をもっと大事に考えていきたい。順調だった昨シーズンに比べ、今シーズンは記録を出せていません(昨年は11秒43の高校新。今季は11秒66)。ただ、勝つべき試合は勝てているので、最低限の結果は残せています。といっても、負けることを怖がるとかではなく、自分のレーンに集中しています。正直、焦りもありますが、焦っているだけでは成長しません。今の自分を客観的に見てトレーニングしていきます。明後日には東アジア大会に出発します。(強行スケジュールでも出場するのは)埼玉が好きで少しでも貢献したいので。走れなかったときにも多くの人に応援していただきました。少しでも良い走りをお見せしたかったんです」
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