2012/2/26 東京マラソン
藤原新が2時間07分48秒の日本歴代7位
実業団登録選手外では日本最高!


 2位となった藤原新(東京陸協)の2時間07分48秒は日本歴代7位、パフォーマンスでは歴代8位の好記録。実業団登録外の選手では日本最高記録だった。これまでの記録は藤原正和(Honda)が2003年びわ湖でマークした2時間08分12秒。藤原正和に次ぐ記録が川内優輝(埼玉県庁)が昨年の東京でマークした2時間08分37秒だった。

男子マラソン2時間8分未満全パフォーマンス
順位 記 録 氏名 (所属) 大会 成績 月日
1 2.06.16. 高岡 寿成 カネボウ シカゴ 3 2002 10.13
2 2.06.51. 藤田 敦史 富士通 福岡国際 1 2000 12.03
3 2.06.57. 犬伏 孝行 大塚製薬 ベルリン 2 1999 9.26
4 2.07.13. 佐藤 敦之 中国電力 福岡国際 3 2007 12.02
5 2.07.35. 児玉 泰介 旭化成 北京 1 1986 10.19
6 2.07.40. 谷口 浩美 旭化成 北京 2 1988 10.16
  2.07.41. 高岡 寿成 カネボウ 東京国際 1 2005 2.13
7 2.07.48. 藤原 新 東京陸協 東京 2 2012 2.26
  2.07.50. 高岡 寿成 カネボウ シカゴ 3 2004 10.10
8 2.07.52. 油谷 繁 中国電力 びわ湖 3 2001 3.04
9 2.07.52. 国近 友昭 エスビー食品 福岡国際 1 2003 12.07
10 2.07.55. 諏訪 利成 日清食品 福岡国際 2 2003 12.07
11 2.07.57. 伊藤 国光 鐘 紡 北京 2 1986 10.19
12 2.07.59. 森下 由輝 旭化成 びわ湖 4 2001 3.04
  2.07.59. 高岡 寿成 カネボウ 福岡国際 3 2003 12.07

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5km       14分51秒
10km      29分56秒(15分05秒)
15km      44分52秒(14分56秒)
20km  1時間00分01秒(15分09秒)
中間点 1時間03分21秒
25km  1時間15分13秒(15分12秒)
30km  1時間30分19秒(15分06秒)
35km  1時間45分25秒(15分06秒)
40km  2時間01分07秒(15分42秒)
フィニッシュ 2時間07分48秒(6分41秒)
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藤原新コメント
「25kmではぜんぜんきつくありませんでした。できればみんなで、3分ペースで押していきたかったんですが1人になってしまいました。でも、体の感覚として40km持つな、と思って押していきました。
 1つ気になったのは左足にマメができて、深いところまでいってしまったこと。ただ、良い具合に苦しくなって、マメの痛みよりも苦しさが上になったんです。それでも35km過ぎの橋できつくなりました。ふくらはぎが攣りそうになってしまったんです。2008年のときほどビックリはしませんでしたが、ゴールするのが大事だと判断して、37、38、39kmとちょっと安全運転になりました。
 40kmを過ぎてハイレ(・ゲブルセラシエ)が見えてきました。きつかったですけどマラソンはきついのが当たり前、きつい中でどう押せるか、だと思って踏ん張りました。マメはだんだん大きくなって、15kmくらいから違和感はありましたが、25km、30kmではグニャっとなって嫌だな、と感じていました。今もかなり痛いです。でも30kmを過ぎてアドレナリン効果で気にならなくなりました。
 正直にいえば2時間6分台を狙っていました。マメができたり、35kmから脚がつったりしてペースが落ちてしまいました。レース展開的に考えたらOKだったかな、と思います」

藤原新のマラソン全成績
1 2007 3.04 びわ湖 85 2.38.37.
2 2008 2.17 東京 2 2.08.40.
3 2008 10.12 シカゴ 16 2.23.10.
4 2008 12.07 福岡国際 3 2.09.47.
5 2009 8.22 世界選手権 61 2.31.06.
6 2010 2.28 東京 2 2.12.34.
7 2010 5.30 オタワ 1 2.09.34.
8 2010 11.07 ニューヨークシティ dnf dnf
9 2011 2.27 東京 57 2.29.21.
10 2012 2.26 東京 2 2.07.48.


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