2012/4/29 織田幹雄記念国際
初の五輪標準記録突破選手
@木村文子
13秒04の日本歴代3位
「いきなり出た13秒04ですが、悔しい気持ちの方がちょっと大きいです」
会見での一問一答
Q.13秒19から13秒04。ここまで大幅な記録更新をしたことは?
木村文子 ありましたね。一昨年に13秒5台から13秒28に更新しました。
Q.予選のキレが悪かったのは、アップが十分でなかったから?
木村 自分で試したいことがあって、そこを意識しすぎたレースになってしまいました。スタートが苦手なので、スタートを合わせていくことを意識していたんです。今ひとつ、競るレースができませんでした。
Q.それが上手く決勝につなげられたのは?
木村 予選がまずまずのスタートだったので、このままの流れで決勝も走っていこう、という感じでできたことがよかったと思います。
Q.歴代3位の記録については?
木村 もっと出したかったというのが正直な気持ちです。いきなり出た13秒04ですが、悔しい気持ちの方がちょっと大きいです。
Q.12秒台がご自身では見えている?
木村 出したい気持ちはすごくあります。
Q.今後12秒台を出すための伸びしろはどんなところにあると思っていますか。
木村 走りと、ハードリングの精度をもう少し高めたいですね。ゴールデングランプリ川崎では海外の12秒台の選手と一緒に走ります。何かつかめたらと、楽しみにしています。
Q.今日のレースの反省材料は?
木村 スピードに乗ってきてからが予選とは違った部分です。鄭恵林さんと同じスピードになって、予想していたことですが、後半でぐらついてしまいました。自分の走りをしようと意識はしていたのですが。でも、日頃から競り合う練習はしていたので、落ち着いて走れたところもありました。
Q.ゴールしたときは勝てたと?
木村 どうなのかな、勝ったのかな、と。
Q.冬場のどんなトレーニングが今日の成果になったと?
木村 走力が安定したことと、軸、体幹がぶれなくなったことです。
Q.今日のタイムを出してオリンピックへの意識はどうなりましたか。
木村 まだB標準なので。やはりオリンピックに出るためにはA標準を突破しないといけません。まだまだです。もう少し頑張りたいな、と思います。
Q.12秒台をはっきりと意識したのはいつ?
木村 今年2月に沖縄で行われた陸連合宿で、(日本記録保持者の)金沢イボンヌさんの動画を見せていただきました。陸連の先生方とお話しして、狙っていきたいと思うようになりました。
Q.可能だと思ったのか、大変だと思ったのか。
木村 やっぱり速いな、と思いました。ただ、こう言ったらいけないのかもしれませんが、自分と一緒でスタートを苦手とされていました。インターバルをしっかりと刻んで走っていくタイプ。*****で近づいて行きたいと思いました。
Q.質問不詳
木村 優勝できて良かったという部分と、記録に関してはまだまだという部分と。12秒の世界は甘くないな、と思いました。
Q.スタートが苦手ということですが、今日のスタートは?
木村 予選は良かったと思いますが、決勝は隣の韓国選手が前半から速い方なので、ちょっと遅れました。少し焦りましたが、しっかりとついていこうと思って行きました。
Q.12秒台に向けてスタートも改善する?
木村 意識しすぎると浮いてしまったりします。加速に乗りやすいスタートをしていけたらと思います。
Q.日本選手権への意気込みは? どんな戦いをしたいと。
木村 今よりももう少し良い状態にしていく時間はあると思うので、今日の課題を踏まえてトレーニングをしていきたいと思います。
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