3年ぶりの布勢陸上競技場(コカ・コーラウエストスポーツパーク)。到着するといやおうなしに、第3コーナーの風力調整用フェンスが目に飛び込んでくる |
競技場に入ってもやはり目立つ風力調整フェンス。正式名称があるのか競技場サイトを見てみたが、特に紹介していない。この競技場最大の特徴であるし、関係者や観客の会話にも必ず出てくる。愛称があった方がいいだろう。マジックゲートとか、マジックフェンスとか |
ホームストレートの1レーン内側にはスポンサーの看板が設営されている。このこと自体は珍しくないが、その内側に観客席があり、選手の走りを間近で見られるのがこの大会の特徴の1つ |
インフィールド観客席の向こう側では選手たちがウォーミングアップを行っている。写真はドリルを行う和田麻希(ミズノ) |
バックストレートにはスタブロがセッティングされ、スタート練習が可能。通常はサブトラックで見られる光景だが、直線種目中心の大会のため(4×100
mRもある)、インフィールドとバックストレートをウォーミングアップ場に使用できる。 |
ウォーミングアップのドリル(動きづくり? テンポ走?)を行う福島千里(北海道ハイテクAC)。江里口匡史(大阪ガス)、和田、渡辺真弓(東邦銀行)ら日本のトップスプリンターたちのウォーミングアップを見られるのも、この大会の特徴の1つ |
江里口と安孫子充裕(ミズノ)の同学年コンビ。安孫子は第2レースで江里口に次いで2位。3人が10秒54の同タイムという激しい2位争いを制した |
江里口と朝原宣治コーチの大阪ガス師弟コンビ。2008年の北京五輪(4×100 mR銅メダル)まで4大会連続五輪に出場した朝原コーチ。それを引き継ぎロンドン五輪代表となった江里口。雑誌の取材で対談も、レース翌日に行われた |
川面聡大(ミズノ)と中大・豊田裕浩コーチ。昨年のテグ世界陸上代表だった川面は、ロンドン五輪代表こそ逃したが、躍進・中大短距離を牽引する師弟だ |
福島選手のスタート練習を何度も見られるのは、ファンにとってはめったにないチャンス。ちなみに福島が日本記録の11秒21を出したときの10m通過は1秒96で、昨年のテグ世界陸上200m代表某選手より速い |
100m第1レースが迫り、朝原コーチと鳥取陸協のスタッフが何事か話し合っていた。「フェンスをもっと開けますか」というような会話だったとか。ちなみに左は鳥取西高の冨田学先生。筑波大時代の1996年に110 mHで13秒89と活躍 |
布勢スプリントは100 mだけで72レースが行われる(その他に110 mH、100 mH、男女4×100
mR)。中国地区だけでなく、近畿地区の高校、東海地区の大学、九州地区のクラブなども参加 |
前述のように1レーンのすぐ内側に観客席が設けられている。選手の走りを肌で“感じられる”大会だ。選手の家族にとってもありがたい |
第2レースはバックストレートで行われた。他の種目が行われていないので、観客の多くがバックスタンドに移動 |
成績は鳥取陸協サイトで |