2011/12/2 福岡国際マラソン前々日会見
日本6選手がオリンピック代表に意欲
川内だけが条件付き?
「オリンピックは戦える選手になれば出たい」(川内)
Q.(代表質問)オリンピックに懸ける思いと、今回こうつかみたい、というのを聞かせてください。
川内優輝 オリンピックは戦える選手になれば出たいと思いますし、戦えないのであれば、出なくていいと思っています。今回は戦える選手になるためのレースとするために最低でも30kmまで、ペースメーカーは25kmで外れますが、1km3分を維持して、そこから出て行けるようにしたいと思います。自己記録を更新できるように頑張りたいです。
入船 敏 招待していただいたことにお礼を申し上げたいと思います。招待していただけなければ、高いモチベーションをもってここに来られなかった。オリンピック挑戦は最後だと思って挑みます。なんとしてもその切符をつかめる走りをしたい。
佐藤智之 オリンピック選考は年齢的にも、今回が最後のチャンスだと考えて取り組んできました。オリンピックに出たくて旭化成に入社しました。目標を達成できるよう、積極的なレースをしていきたいです。
前田和浩 オリンピック選考は年齢的にも最後と思っています。一生懸命、切符を取れるようにやっていきたい。
今井正人 オリンピック選考は初めてのチャレンジになりますから、ここにいる方たちの胸を借りるつもりで走ります。自分らしいレースができれば目標も達成できると思っています。当日、良いレースをできればいいな、と思っています。
瀬戸口賢一郎 入社してからオリンピックに出たいという目標でやって来ました。その目標を達成するため、しっかりと頑張りたいと思っています。
高田千春 4年前に初マラソンでオリンピック選考レースに出ようと思っていましたが、故障で出られず悔しい思いをしました。初めてオリンピック選考レースを走れることを嬉しく思い、必ず代表を勝ち取る走りをしたいです。
「後半勝負のためには前半の走りがカギ」(今井)
Q.勝負のカギは何になると思いますか。
川内 25kmでペースメーカーが外れます。もしかすると去年みたいにペースメーカーが暴走するかもしれませんし、横浜国際女子マラソンみたいに(ペースメーカーが)落ちてしまうかもしれませ。なんとも言えませんが、おそらくペースメーカーが外れてからが勝負になると思います。
入船 どこがカギになるとは考えていません。レースの流れをいかに読みとれるか、だと思っています。カギは走りながら見つけたい。
佐藤 25kmまではペースメーカーがいるので、そこまではしっかりレースの流れに乗って、後半はねばり強く最後まで走りきりたい。
前田 25kmを過ぎるまでは余裕を持ってつけて、その後もしっかり粘っていきたい。
今井 後半勝負と思っていますが、そのためには前半の走りがカギになります。最後は気持ちで勝負だと思っています。
瀬戸口 25kmでペースメーカーが外れてから、どういうレース展開になるかわかりませんが、それまで余裕をもってついて行けたらと思っています。ペースメーカーが外れてから……とにかく頑張ります。
高田 マラソンはいつも30kmからが勝負だと思っています。福岡のコースは折り返しが31.6kmなので、そこを過ぎてペースを上げていける感覚で走っていきたい。
「(オリンピックは)究極の試合」(入船)
Q.皆さんにとってオリンピックとは何ですか、ひと言でいうと。
川内 世界と戦う舞台だと、思っています。
入船 競技をするうえで究極の試合だと思っています。
佐藤 入社してからずっと出たいと思っていました。しっかりその代表権を取れるように頑張ります。
前田 最終的な大きな目標です。
今井 小さい頃は夢でした。今は目標になったので、出るだけでなく、その後しっかりと勝負をしたい。自分自身が生きる場所でもあります。
瀬戸口 入社したときからの目標です。勝ち取れるように頑張ります。
高田 小さい頃からの夢の舞台。この大会で勝ち取りたい。
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