2010/11/7 全日本大学駅伝
選手コメント集A
早大1、4区編


1区・区間9位(43分28秒)
矢沢 曜(早大3年)
「ある程度走れるという気持ちで臨んだことが仇(あだ)となった」
「ある程度走れるんじゃないかという気持ちで臨んだことが仇(あだ)となってしまいました。出雲とか記録会とか走れていて、大丈夫かなという気持ちがありましたが、ちょっと狂っただけでダメになってしまいました。どこが悪いとかは別になかったのですが。
(出雲と違う展開になったが)悪い選手がいても、後半挽回して勝つことができ、チームとして力がついたと思います。後輩たち先輩たち、周りの皆のおかげです。(箱根駅伝では)今日助けてもらった分、自分がアドバンテージをつくれるようにしたい。それと今日、自信を持って臨んだのに失敗したので、もっと練習して(本当の自信を持って臨みたい)」

4区・区間1位(40分23秒)
佐々木寛文(早大1年)
「こういう展開になって駅伝は簡単じゃないと実感しました。それでも勝つことができたのはチームの強さ」
「(佐久長聖高で同級生だった千葉健太=駒大2年を引き離したところは)僕は自分のペースで走っていただけ。スパートなどをかけたのでなく、東洋の選手を追っていたら向こうが勝手に離れてくれました。
 突っ込みすぎず、終始余裕のある状況で後半まで行くことができたんです。初めての14km区間で、最後も勝負をかけられて自信になりました。最後に東洋大(川上)に詰められましたけど。ラストはない方なので早めに行って、来たら逃げるしかないと思っていました。1秒だけですが先に渡せば次の走者の気持ちが違います。1秒でも大きかったと思います。
 設定していたタイムは、歴代の区間記録を見ても40分台で走れば速い方です。(40分23秒よりも)もう少し遅いタイムを設定していました。今年は運良く追い風で、予想以上のタイムで走ることができました。
 今年は大迫や志方が入学して、練習のレベルが上がりました。大迫は高校の後輩なんですがすごく刺激を受けています。(佐久長聖高OBで同学年の)平賀も同じように頑張っていて、切磋琢磨しています。チームのレベルが高いのが成長できた要因です。僕は練習ではあまり強くないのですが、(試合で外さない? のは)持ち味かもしれません。結果を出せて良かったと思います。
(1区終了時は)正直、想定外でしたが、まだまだ挽回できると思っていました。2区の大迫が頑張って上位に上がってくれるなど、他の選手がカバーできたことがチームとしての強さだと思います。
(1区からトップに立った出雲とは違う展開だったが)そのレースにならないと選手の調子の良し悪しはわかりません。今回こういう展開になって、駅伝は簡単じゃないと実感しました。それでも勝つことができたのはチームの強さだと思います。箱根になると区間ももっと増えて簡単ではないと思いますが、この選手が悪くても、別の選手がカバーする。全日本みたいな展開ができたらいいですね」


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