2010/11/7 全日本大学駅伝
選手コメント集@
東洋大1、2区編
1区・区間賞(42分42秒)
設楽啓太(東洋大1年)
「レースでも練習でも脚が動いていました」
「前半抑えていって後半で切り換えられたのが良かったと思います。(スパートしたのは)残り3kmくらい。11km地点の表示を見て仕掛けました。監督からも残り3kmでと言われていたんです。
前半は早稲田の矢澤さんや、東海の早川さんの後ろにぴったりつくことができました。矢沢さんが後退してからは早川さんにつけばいいと。
(5km通過が14分10秒と抑えたにしては速かったと思うが)速いとは思いましたが、からだ的にはそこまできつくありませんでした。脚が動いていました。
(レース前から区間賞狙いの)そういう意識でもありませんでしたが、1秒でも前でつなぎたいと考えていました。後ろの1秒と前の1秒では全然違いますから。そういう意味では区間賞を取るつもりでした。
(そういった自信は)出雲の前よりも練習ができていたから。余裕を持って練習をこなせました。脚が動いていましたから。
夏合宿は距離を踏む練習が中心で、そういった練習は初めてでしたが、その成果がここで出てきたんだと思います。元々は距離を踏めるタイプではありませんでしたが、ここにきて踏めるようになってきました。
(弟の5区での区間新は)見ることができました。出雲の後に一度脚を痛めたので万全じゃないと思っていましたが、走りを見て安心しました。ホテルが違ったので今日は会っていませんが、大会前には“頑張れ、落ち着いて行け”と声を掛けました。
将来的にはマラソンですかね。世界で戦えるように頑張っていきたいと思っています」
2区・区間4位(38分15秒)
柏原竜二(東洋大3年)
「今日は自分らしい走りがまったくできませんでした。ロードの走りができなかった」
「不甲斐なかった。せっかく1年生が良いスタートを切ってくれたのに、本当に申し訳ない。あそこで詰められてしまって、チームに申し訳ないし、特に(設楽)啓太には申し訳ない。(目標としていた)37分台で走れば、その後も違っていたと思います。後ろの選手たちに楽をさせることができたはず。今日はせっかく2区を任されたのに、ちゃんと走ることができず本当に悔しいです。次はみんなから任された区間をしっかり走ります。
日体大の走り(10月23日に自己記録に迫る28分24秒92)で、自分の中では戻ってきた感じがありましたが、(今日は)上手く動かしきれませんでした。日体大のときの動きを意識しすぎてしまったのかもしれません。次にやるときはどんな状況でも、最初から行けるようにしないと。
(感覚としては速く走っていたか?)そんなこともなかったです。走り方次第だったと思います。ロードの走り方ですね。
(ロード勘にブレが?)自分の中ではそんな意識はありませんでしたが、体の反応はたぶん良くなかったと思います。これからロード中心の練習になるのでそれを利用して、ロードでも強いところを見せたい。
(トラックで仕上げてきた?)ロードよりもトラックでやってきた感じです、ペース走をやったり。ロードでもペース走や距離走など、色々なことをやらないとロードに対応できないのかもしれません。
(春からずっとトラック中心?)春にトラックをやりましたが、夏合宿はロードをやっていましたから大丈夫と思っていました。でも、詰め切れていませんでしたね。これから1カ月半、やるからには全力でやって、良い走りを見せたい。
今日はチームでも個人でも納得いっていません。どこが悪かったのかを理解して、それを受け止めてやっていかないと。時間もないことですし、この大会の悔しさを忘れずにやっていきます。箱根駅伝は3連勝を目標に掲げている以上、チームでももう少し盛り上げていくつもりです。
今日は自分らしい走りがまったくできませんでした。前半突っ込んで、中盤を粘って、後半に上げる。それをやらないと自分じゃありません」
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