2010/4/29 織田幹雄記念国際
福島が11秒21の日本新!
100 mで3シーズン連続、
ビッグアーチでも3年連続日本新の快挙
「初戦なのですごく複雑な気持ちで臨みました。まさか1試合目から出るとは」
※共同会見、テレビインタビューなどから抜粋
Q.日本新の感想は?
福島千里 今シーズン初めてで、色々な不安とか楽しみな気持ちとかがあって、すごく複雑な気持ちで臨みました。不安というよりドキドキですね。いつも通りするように心掛けましたが、まさか1試合目から出るとは思いませんでした。
Q.広島との相性が本当に良いですね?
福島 ホント、広島に感謝しています。
※織田記念100 mでは2008年に日本タイ、広島開催の09年日本選手権では200 mで日本新
Q.日本新だといつ気づきましたか。
福島 ゴールして、ランニングタイマーを見たときですね。
Q.走っている間は?
福島 必死だったので。調子的にもあまり出ないんじゃないか…出ないとは思っていませんでしたが、スタートして、しっかり加速することだけを考えていました。タイムは特に狙っていいなかったんですけど、ゴールしてタイムを見たら良い記録だったので、ホント嬉しかったです。
Q.追い風参考じゃなくてホッとした?
福島 そうですね。ラッキーだったと思います。初戦が終わったという意味でもホッとしました。
Q.予選はトップスピードに乗れなかった?
福島 スタートがイマイチどころかイマサンくらいでした。出遅れもありましたし、上手くいきませんでした。絶対に加速をしっかりさせて…しっかりさせるというよりも上げていって、でも、決勝のために軽く走りました。
Q.予選から決勝に向けてはどんなことを?
福島 ホント失敗レースだったので、不安が大きくなってしまいました。しっかり一からアップをして、スタートダッシュを多めにやりました。前日の練習も不安を残したまま終わってしまっていました。
Q.決勝のスタートは?
福島 予選よりもしっかりと出られたと思います。
Q.高橋さんが追ってくることが気になりましたか(高橋萌木子が2位で11秒35)。
福島 レース中は気にはしていなかったと思うんですけど、気にしている部分もあるとは思うんですが、気にしないようにしました。(予選で)自分のレースができていなかったので、決勝はそれができるようにと走りました。
Q.思っていたよりもタイムが良かった?
福島 すごく難しいのですが、広島入りするまでは良い練習ができていました。冬期練習的にも。ベストの状態で、自己記録に近いところで走れると思っていました。ところが、広島入りした後に、その(自信が)一気になくなってしまいました。それでも自分を信じて臨みました。タイム的には予想以上です。トータルとしては、まずまずのスタートが切れたと思います。
Q.初戦が終わりましたが、今季のこれからの目標は?
福島 レースを走って課題が見つかったので、日本選手権までもう少しレースを積み重ねて、まずは日本選手権でアジア大会の代表を狙い、アジア大会では一生懸命に頑張ることです。
寺田的陸上競技WEBトップ
|