2010/3/7 びわ湖マラソン
レース後コメント
A北岡幸浩(共同会見) 4位・2時間10分51秒
「スタミナ切れを起こしたり、きつくなることも覚悟していましたが…」
Q.初マラソンの感想は?
北岡幸浩 2時間11分台を目標に臨み、そのタイムをクリアすることができました。マラソンがどういうものかも、知ることができました。正直、スタミナ切れを起こしたり、きつくなることも覚悟していました。脚には来ていましたが、最後まで自分の走りをすることができ、自信になりました。
Q.35kmで前に出たときの心境は?
北岡 誰も行かない雰囲気がありました。特に勝ちを意識していたわけではなく、どちらかというとタイムを意識していました。ペースを落としたくなかったのです。失敗してもいいや、というくらいの気持ちで出ました。
Q.そうは言っても初マラソンであれだけ引っ張れたのは、それなりの自信があったということでは?
北岡 自信というほどのものはありません。ただ、ハーフでも駅伝でも、ああいう展開をするのが好きなんです。終盤、引っ張るのが。それがよかったと思います。
Q.昨年9月の陸連ボルダー合宿の経験が生かされた?
北岡 今日のレースに特別生かされたというよりも、ボルダーで聞いたことをやったりして、練習の段階に生かすことができたと思います。40km走を何本などと聞いて、自分も5本やる予定を立てました。ところが1週間故障で走れなかったこともあり、3本に減らしました。スタミナ面に不安があったのですが、それでも今日走れたので自信になりましたね。
Q.(質問不詳)
北岡 ニューイヤー駅伝後の1月中旬の合宿で、右の踵を痛めて1週間休みました。
Q.集団の先頭を引っ張っている間、日本人1位は意識しなかった?
北岡 しなかったと言ったら嘘になりますが、世界ハーフに日本代表として出場しているプライドもあります。外国人選手に離されるばかりでは嫌でしたから。
Q.今後の試合予定は?
北岡 仙台ハーフへ出場を予定しています。トラックもしくはロードでスピードをつけるのが目標。その後、冬のマラソンを来年の世界選手権代表を懸けて走りたいと思っています。
Q.次はこのくらいのタイムで走れるという手応えは?
北岡 故障があって練習でやり残したこともあります。ちゃんと練習ができれば10分切りは見えたと思っています。そこから上はまだ、わかりません。
Q.マラソンを始めたいと以前から思っていたそうですが?
北岡 やりたいとはずっと思っていました。できるかな、と考え始めたのは大学2年のときからです。昨年もやろうと思いましたが、故障があってできませんでした。その前もやろうと思えばやれたのですが、実力をつけてからと考えていました。トラックで実力を伸ばせたら良かったんですが、僕の場合はそれがハーフになったわけです。
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