2009/7/24　陸連短距離合宿公開練習
練習後の合同取材時コメント
その２　ユニバー・メダリスト編
�A高橋萌木子（平成国際大）

「（技術は）無意識で行きました」
Ｑ．ユニバーシアード（銀メダル）は日本選手権直後でしたが？
高橋　日本選手権が終わって気持ちが楽になりました。そのままユニバーシアードに行きましたが、相手は外国人選手なので、開き直って行けました。
Ｑ．技術はかなり意識したのか、無意識で行ったのか？
高橋　無意識ですね。スタートはまずまずよくて……決勝はよくなくて出遅れましたが、そのなかでも上手くできたと思います。
Ｑ．国際大会だとスタートでかなり離される？
高橋　そこまで離されずに出られました。４〜５番で行って、最後の最後で２位に上がりました（※４人が11秒５台だった２位争いを高橋が11秒52で制した）。後半はいつも通り。チー（福島千里）が前にいるような感じでした。
Ｑ．ユニバーシアードで金メダルだった選手は北京五輪で準決勝に進んだ選手ですが。
高橋　自分の感覚ではそんなに離れていない、遠くないと感じました。あとからセミファイナリストだと聞いて、自分が思っていたほど遠い目標じゃないな、と思いました。（準決勝進出ラインなど）データとして見ると遠いのですが。
ユニバーシアード女子100 ｍリザルト
1 1170 LTU - Grincikaite Lina 4 11.31 PB
2 1149 JPN - Takahashi Momoko 6 11.52
3 1225 POR - Tavares Sonia 3 11.54
4 1137 ITA - Salvagno Maria Aurora 2 11.55
5 1281 SLO - Murn Tina 5 11.57
6 1209 POL - Brzezinska Iwona 7 11.70
6 1057 FRA - Ikuesan Ayodele 1 11.70
8 914 AUS - Breen Melissa 8 11.72

「“仲が良い”と書いてください（笑）」
Ｑ．ユニバーシアードの記事で、福島さんとのライバル関係の記事について言及されていましたが。
高橋　日本選手権までライバル関係が強調された記事が多くて、仲良くないのか、と思った読者もいると思うんです。本当は仲がいいのに、そうとられるのはイヤなので…。“仲が良い”と書いてください（笑）。
Ｑ．世界選手権では直接対決にならない可能性が高いですが。
高橋　２人で仲良くラウンドを進めたらいいですね。
Ｑ．一緒にメダリストになった江里口選手とも同学年ですよね。
高橋　江里口とは気楽に話せます。ユニバーシアードでも同じ種目で、行動時間が一緒になることが多く、話したりする機会が多かったですね。

「そんなに甘くないのかもしれませんが、最低、２次予選まで行きたい」
Ｑ．100 ｍはもちろんですが、200 ｍにも出る？
高橋　200 ｍは＊＊＊＊ないので、たぶん出ます。出る気でいます。チーもそうだと思います。
Ｑ．世界選手権のラウンドはどこまで行くことが目標ですか。
高橋　最低、２次予選まで行きたいのですが、そんなに甘くないかもしれません。まずは自分の走りをしっかりすることを心掛けて行きます。
Ｑ．２年前の大阪大会前と比べて、気持ちの面は違いますか。
高橋　それは違いますね。大阪は絶望的で、オマケで出た感じでしたが、ベルリンはやっと少し戦えるところで臨むことができます
Ｑ．リレーの目標は決勝進出と日本選手権の際に話していましたが？
高橋　それは変わりません。
Ｑ．２走か４走ですか？
高橋　直線ですね。
Ｑ．（質問不詳）
高橋　とにかく個人の走りをしっかりすることを話し合っています。あまり重く考えず、個人のパフォーマンスをしっかりできればと思っています。


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