2009/11/1 東京リレー2009フェスティバル
幼稚園児から市民スプリンターまでが参加
一般種目普及を目的とした新コンセプトの大会がスタート


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10:00からの開会式で挨拶をする幹渉東京リレー2009フェスティバル実行委員長(M&K社長)。このときは簡潔な言葉で選手を激励したにとどまったが、「広い底辺を創るという方向での試みは、中学生までにとどまっていることも、一般の選手が参加できる大会やイベントが少なすぎるのも大きな要因の一つであると考えられます。これらの現状に鑑み、幼稚園児、小中学生〜一般まで、幅広く参加できる一般種目の市民の集いを創設し、一般種目の競技人口の裾野を広げることで陸上競技界の活性化に寄与したい」(大会公式サイトから抜粋)という思いでこの大会をスタートさせた

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10:20の中学女子4×100 mR予選1組で競技開始

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記念すべき最初のレースは成田西中が1位通過。昨年の全日中優勝チームの登場で、大会が引き締まった

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スタンド風景。参加チームの関係者がほとんどだったが、声援がレース毎にとんでいた。やはりリレーは盛り上がる

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中学男子4×100 mRに慶應普通部中はABCDと4チーム参加。1、2位を占めた個人の100 mを含め、成田西中、アンビバレンス、日本工大駒場高、後述するφ(ファイ)らとともに、選手が多数参加していた

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グラウンド脇での召集光景。風はやや強かったが、25℃前後の天候も味方した

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個人レースの100 mも小学男女、中学男女、一般男女と行われた。陸連非登録者も参加自由で、電気計時でのタイム計測がしてもらえる

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トラックのすぐ近くから声援を送ることができる

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大会スポンサーであるYONEXがブースを出店。テニス、バドミントン、ゴルフなどの商品が多いが、ランニングシューズも発売し始めている

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YONEXはシューズの他、左右のバランスを整えるウエアも展示。注目を集めていた

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ひよこリレーという名称で幼稚園生による8×50mRが、2レース行われた。陸上競技の楽しさを知る第一歩。縄跳びリレー(4×100 mR)もかなりの盛り上がりを見せた

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最終種目の男女混合4×100 mR。M&Kの2走は前日60mの日本新を打ち立てたばかりの須田紗織。混合リレーの規定は女子が2名以上走ることで、走順は決められていない。1、2走を男子でリレーした2チームに先行されたM&Kだが、3走の堀江真由が追い上げ、4走の梶川洋平が逆転。女子4×100 mRの日本記録(43秒58)を上回れなかったのは、3日の水戸国際を控えた須田が抑え気味だったことと、「2、3走のバトンミス」(堀江)。ただ、4走の梶川は「女子選手からのバトンパスは受け取りづらかった」と言う。バトンパスの精度を上げるにはかなりの練習が必要になりそうだ

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一般男子4×100 mRを42秒87で制したNewModoAC A。オリジナルのTシャツやグッズの製造販売を手がけるNMT4が母体のチーム。インカレで入賞した選手に、競技を継続できる環境を提供しようと活動している。今後が注目されるチーム

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リレーで3位までに入賞チームには記念盾が授与された。左は審判長を務めた川島康男東京陸協理事・競技部長

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男女混合4×100 mRで優勝したM&K。右から走順に遠藤幸一郎、須田、堀江、梶川。100 mHの熊谷史子はボブスレーの海外遠征中で不在

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中学男子4×100 mRに45秒41で優勝したφ(ファイ)は、混合リレーにも2チームが出場して3、4位。埼玉県を拠点としているクラブチームで、10月に城北ACから「のれん分け」して発足したばかり。チーム名であるギリシャ文字のφは、「空集合を意味します。既成の概念にとらわれないチーム作りを目指している」と、2走の原口圭祐。17人の選手のうち13人が中学生で、学校に陸上部がない学校の選手たちだが、中体連の試合にも出場して。今大会の優勝メンバーは全員が3年生。高校進学後もφで練習する可能性もあるという。コーチ兼任の宗雪史弥は早稲田実高で熊本貴史(慶大)らと4×100 mRでインターハイに出場した選手。「全国大会の表彰台を目指していますし、数年後には日本選手権リレーにも出場したい」と目標を話した

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競技会終了後には、M&Kメンバーによるクリニックも行われた。堀江をモデルに、スタートの指導をする須田


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