2009/1/25 大阪国際女子マラソン
初マラソンの赤羽、“経験”を強調
「渋井さんとは経験の差かな」
「あとは経験を積むことで、(マラソンでの)オリンピックが見えてくる」
レース後の共同会見
Q.初マラソンの感想は?
赤羽 無事に走りきれたということで、今思うと、本当に楽しかったなと思います。ただ、勝負所で着いていくことができず、2位になってしまったことが悔しいです。
Q.優苗ちゃんの応援はわかりましたか。
赤羽 最初の6km地点はすごくわかりましたが、そのあとはコーチの夫しかわかりませんでした。ちょっと残念でした。
Q.勝負に集中していたから?
赤羽 この辺にいるよと言われていましたが、探し出すことができませんでした。でも、給水ボトルの写真を見ることができ、すごく励みになりました。
Q.渋井さんの******?
赤羽 経験の差かな、と思いました。
Q.満足度と、次のマラソンで改善したい点は?
赤羽 30km以降、脚が止まらないかな、という不安もありましたが、止まらずに動いてくれました。次につながるかな、と思っています。ほぼイーヴンで走れているので、結構、満足しています。
Q.レース前は、初めてのマラソンでワクワク感があったと言っていましたが、走ってどうでしたか。
赤羽 普段は1人で練習していますから、集団で走るのが楽しかったですし、後半、渋井さんに離されてしまいましたが、あきらめずに走れたので、その点はよかったと思います。
Q.1万mとの違いは、どう感じましたか。
赤羽 思っていたほど、すごく長いな、という感じはありませんでした。あとは経験を積んで行けたらいいのかな、と。
Q.今後の課題は?
赤羽 今回はスローペースでしたが、ハイペースで行ったときにどうなるかを試してみたいですね。
Q.オリンピックを経験し、マラソンを走り、何か見えてきたものがありますか。
赤羽 長い距離に対しても自信を持って走れるようになりました。今回は****でしたが、あとは経験を積むことで、(マラソンでの)オリンピックが見えてくると思います。
Q.レース後、周平コーチとはどんな話をされましたか。
赤羽 31kmあたりの上りで仕掛けろと指示が出ていましたが、先に仕掛けられてしまって、それも半端じゃないペースで。渋井さんが完全に上手だったという話をしました。これからどうするかは、まだ話していません。
Q.トレーニングの改善の余地は?
赤羽 2人とも未経験のフルマラソンへのチャレンジでした。これからも上を目指していけると思います。
Q.25kmで前に出ていったところは?
赤羽 出たのではなく、しっかりと給水を取るために先頭に出てしまった感じでした。ポイントは31kmからでした。でも、自分から仕掛けることができませんでした。
Q.レース後に優苗ちゃんとはどんな話を?
赤羽 さっき会いましたが、優苗の方から「お疲れさま」と言ってきました。
Q.2時間25分40秒というタイムの評価は?
赤羽 今回はタイムよりも勝負にこだわっていました。タイムをどう評価していいか、自分でもよくわかっていないので、なんとも言えません。
★初マラソン歴代30傑
Q.(質問不詳)
赤羽 後半のペースアップが課題だと思いました。正直、ハーフを過ぎて一瞬苦しくなったところがありました。もう少し、30kmまで余裕を持っていくことができたら、違った形でフィニッシュできた気がします。
Q.一番の目標としていた世界選手権代表を、今日の時点では取れなかった悔しさは?
赤羽 本当に優勝を目標にしていましたから、悔しいのは悔しいのですが、後半失速するかもしれないイメージも考えてしまう部分もありましたから、それがなく行けたので。
Q.駅伝やトラックで心掛けている“腰が乗った走り”は、マラソンの中でできましたか。
赤羽 30km近くまではできていましたが、35kmからは風を感じてバラバラでした。
Q.代表の可能性はまだ残っていますが、今後のことをどう、思い描いていますか。
赤羽 次のオリンピックはマラソンで、という思いがあります。そのためにもより多くの経験を積みたいと思っています。ベルリン(世界選手権)は、マラソンで選ばれれば一番良いのですが、ダメだったらもう一度、トラックで世界大会を経験したいと思います。トラックでチャレンジします。
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