2009/6/28 日本選手権4日目
女子100 mは福島が決勝を棄権
高橋が“福島不在レース日本最高”の11秒34
女子100 mの11秒50未満全パフォーマンス
レース後の一問一答
「日本選手権という舞台で、真剣勝負をしたかった」
Q.(質問不詳)
高橋 内定した喜びと、福島選手のいなかった残念さで、複雑な感じがしています。自分の中で動揺があって、やっぱりこの日本選手権という舞台で、真剣勝負をしたかったです。自分はピークをここに合わせてきました。すごく残念な気持ちがあります。福島選手の分まで頑張ろうという気持ちで走りました。
Q.(質問不詳。世界選手権について)
高橋 日本代表として、なんていうか、誇りのある、良い走りをしたいと思います。タイムもそうですが、まずは1次予選を突破して、ラウンドを1つずつステップアップさせられたらと思います。リレーはもしかしたら、決勝に残る可能性もあるメンバーになると思うので、バトン合わせを重点的にやって、ファイナルを目指したい。
Q.(質問不詳)
高橋 福島選手がいないなかでこのタイムを出せたのはよかったと思います。できる限り集中力を高めて臨みました。
Q.(質問不詳。福島の欠場を知ってから、どう気持ちを切り換えたか?)
高橋 すぐに切り換えるのは難しくて、競技場に入って雰囲気を味わいながら、気持ちが切り替わってきた感じです。自分のレース、自分の走りに集中することで、記録も順位もついてくると考えました。
Q.高橋選手にとって福島選手はどんな存在ですか。
高橋 自分の才能を引き出してくれる大切なライバルです。
「福島さんがいない決勝で11秒34を出せたことは、1つ乗り越えられたのかな」
Q.福島さんの欠場を知ったのはいつですか。
高橋 決勝のアップは、自分は雨天走路でやったのでわからなかったんですが、準決勝の前に自分のところに来て、「ちょっと痛い」「ちょっとやばい」と話してくれました。自分は「準決勝流した方がいいよ。チーならラウンド進めるから」と言ったと思います。決勝の召集所に行って初めて棄権と知りました。会っていないので、大事をとってなのか症状はよくわかりませんが、心配です。
Q.力が抜けた?
高橋 力が抜けたりはしませんが、棄権と知って、自分の中で動揺があったのは確かです。気持ちを切り換えなきゃならない、と。
Q.(質問不詳)
高橋 福島さんがいないなかで11秒34はよかったと自分では思いますが、会場の皆さんは福島さんならもっと出せたと思われたと思うんです。そういう意味で、一緒に勝負をして優勝したかったです。福島さんがいないから勝ったと思われたくはありませんでした。実力として認めてもらいたかった。
Q.走り自体はどうでしたか。
高橋 まあまあだったと思います。準決勝よりは良かったと。よく覚えていないんですけど。
Q.高橋さんのダメージは?
高橋 あまり…。200 mも100 mも、本気で使い切っていないのかもしれません。
Q.課題のスタートは?
高橋 だいぶ噛み合ってきました。どうやって後半につなげるかが、今後の課題になります。練習で取り組んでいくことになります。
Q.(質問不詳)
高橋 一番つらかった日本選手権でした。朝まで心拍数が速くて、過呼吸気味でした。なんとかコントロールしようとしましたが、準決勝前までなっていました。気持ちを切り換えることでなんとかよくなりましたが、その状況でも、福島さんがいない決勝でこのタイムを出せたことは、1つ乗り越えられたのかな、と思います。
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