2009/12/12 全日本実業団対抗女子駅伝前日
前日、主要チーム監督コメント@
第一生命、ホクレンとも果敢な選手起用

第一生命・山下佐知子監督
「尾崎は8割。勝又が1区なら安心ですが、安定ばかり求めても仕方ありません」
「尾崎(尾崎好美)は8割方戻ってきています。チームのメニューには11月中旬くらいから合流して、ポイント練習は昆明に行ってから(11月23日)なので、3週間くらいです。(1区は)元々3区では走れていない選手ですが、1区では安定しています。勝又(勝又美咲)が3区で試したい選手でしたから、1区と3区は尾崎と勝又で、良い方を3区にと考えていました。
(垣見優佳が4区なのは)垣見は11月3日の東日本大会で痛めて、2〜3週間練習に影響が出ました。それでも、安定感のある選手ですが、5区の野尻(野尻あずさ)と、4区5区はどちらでも良いという状態でした。野尻の方が練習を積んでいるので、野尻にしました。
(1、2区で)何秒差とは考えていませんでしたが、勝つためには15秒差とか、そのくらいにとどめないといけないのでは? 仮に2区にそこそこ強い子を回したとしても、どこかで1枚足りなくなります。
 勝又が1区なら安心して任せられますが、安定ばかり求めても仕方ありません。その気持ちは、自分の中では捨てました。
 野尻は一時期風邪を引いていましたが、練習をこなしています。1月にマラソンを控えていて、10月からそこに向けて練習しています。元々距離スキーで力のある選手でしたから、集中の仕方とか、体の持って来方とか、しっかりできる選手です。(優勝するには)区間賞争いをするくらいでないとダメでしょうね」

ホクレン・森田修一監督
「今回はリスクを負っても、勝つために赤羽を5区にしました」
「3区(根城早織)はつなぎという位置づけです。そこでやられると思いますが、それは仕方ありません。3位狙いなら3区・赤羽(赤羽有紀子)で良いと思いますが、チャンスがあれば勝ちたいと今回は考えています。6区に松井(松井香織)もいます。前半の流れも大事ですが、今回はリスクを負っても、勝つために赤羽を5区にしました。4区まで粘って赤羽と松井で勝負できれば、と。勝つチャンスはそれしかありません。
 赤羽の状態は東日本大会よりも良くなっています。相手がいることなので、絶対ということはありません。失敗すれば下位入賞という可能性が高まります。でも、うちはチャンピオンではなくチャレンジャー。この戦力で勝ちに行くには、このオーダーしかないと判断しました。
 2区(でトップに出られるか)は1区次第です。出遅れたらトップに出るのは難しいでしょう。ケニア選手もいますし、トップレベルの日本選手も強いと思いますし。2区が終わってどの位置にいるか。先頭に立っているのが理想ですが。
 1区が20秒差ならしめたものです。フィレスで行って、そのあとやられたとしても、その分は5区でひっくり返せる可能性が出てきます。
 優勝を狙うなら赤羽が5区と以前から思っていましたが、当初はやはり、3区にするしかないと考えていました。それが、赤羽以外の選手が仕上がってきて、赤羽を5区に回すことができました。3区でやられるかもしれませんが、しっかりとタスキは渡してくれると思います。
 3区の風は(向かい風が)あった方がいいかもしれません。追い風になると走力の差が出ます。向かい風で集団になれば、スピードが殺されますから。
 6区の松井は学生時代、そこまで強い選手ではありませんでした。全日本大学女子駅伝のアンカーで区間3位でした。ウチに来てからメキメキと力をつけてきました。試合でプラスアルファの力を出せる選手です。その辺も期待してはいますが、新人なので大舞台でどこまでやれるか。どこまで通用するのか、やってみないとわかりません。あきらめずに粘れる選手なので、混戦になったら持ちタイム以上の走りをするかもしれません。
(全体的に)何が起こるのかわかりません。ゴールまであきらめずに行きたいと思います」


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