2009/2/15 千葉国際クロスカントリー
各部門優勝選手コメント
レース展開に関する部分を優先的に紹介

一般女子6000m
清水裕子(積水化学)
 最後は竹中理沙(立命大)と争いになったが、フィニッシュ前の直線で振り切った。
「まさか優勝できるとは思っていなかったので、すごく嬉しいです。勝負は最後の坂を上ってからと思っていました。(先頭に出たり下がったりは)カーブによって自分が出たり、抜かれたりしたからです。先頭に出ることを意識していたわけではなく、勝負所でスパートできるように意識をしていました。最後は、ラスト勝負だったら絶対に負けたくないと思っていました。動きがバラバラになっても気持ちで頑張ろうと思っていました」

ジュニア男子8000m
村澤明伸(佐久長聖高)
 スタート直後は集団の後方だったが、2km過ぎから鎧坂哲哉(明大)とともにリードを奪い始め、3km付近では鎧坂も引き離し、以後は独走した。23分15秒は自身の前回の優勝記録、24分17秒を1分02秒も上回った。
「スタートで失敗しました。できれば前の方で行きたかったのですが、みんながすごいダッシュをしたのに対し、自分はダッシュ力がないので対応し切れませんでした。2kmまでに追いつくことができ、そこからは自分のリズムで行きました。最初に後ろと開いたときはペースを上げましたが、足音とか、後ろが気にならなくなってからは自分のペースで行きました。(昨年よりもタイムが良かったのは)温かくて走りやすいコンディションだったからだと思います」

ジュニア女子5000m
柴田千歳(熊谷女高)
 終盤まで4人の集団で進み、最後は全国高校駅伝優勝の豊川の2年生、伊澤菜々花との争いになったが、フィニッシュ前の直線で柴田が競り勝った。
「スタートを一番のポイントにしていました。(大人数が横一線でスタートする)最初の300 mで怖じ気づかず前に出て行こうと。そこからは、その位置で各校の強い選手に負けないようにという気持ちで行きました。(2周目の上り坂で前に出たのは)私は自分のペースで走っていただけで、その前の下り坂で抜かれて、上りを走っていたら知らない間に前に出ていました」

中学男子3000m
両角 駿(佐久東中)
 序盤は勝亦祐太(冨士岡中)ら2選手が先行。両角は第2集団後方だったが、最後のクロカン坂で勝亦に追いつき、そこからマッチレースを展開。最後の直線で両角が1秒競り勝った。
「これまでタイトルを全部(勝亦に)取られているので、まさか今日勝てるとは思っていませんでした。(前半もたついたのは)高校入試もあり、都道府県駅伝が終わってあまり練習していませんでした。それで、あまりスピードが出ませんでした。勝亦君のペースが落ちてきて、クロカン坂で追いつくことができました。ウチの近くは山で、いつもそこで練習しているので、坂には自信がありました。そこで追いつければな、と思って走っていました。長聖(佐久長聖高)のクロカン・コースでも走らせてもらっているので、トラックよりも向いているのかもしれません」


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