2009/2/1 別大マラソン
コメント集A

アディル・アンナニ(モロッコ)
1位・2時間10分15秒

「36kmまではエネルギーを貯めることを意識していた」
「36kmで追いつかれたが、そこまではエネルギーを貯めることを意識していた。最後の5kmで力を発揮することを考えていた。日本選手はそこまでに力を出してしまったので、自分について来られなかったのではないか。1993年まではサッカーをやっていたが、95年に陸上競技に転向した。小さなチームだったので、トラックは走らず、クロスカントリーやロードを走っていた。10kmのベスト記録は28分07秒だ。この優勝で世界選手権の代表になれると思うが、4月の決定までははっきりとはわからない」

秋葉啓太(小森コーポレーション)
3位・2時間10分53秒
※初マラソン
「後半を走りきるだけの筋力が必要かな、と感じました」
「日本人トップは狙っていたので、そこができず結構悔しいです。タイム的にも2時間10分は切りたかった。ただ、初マラソンで2時間10分台は上出来という気もします。予想していたよりも早い段階で集団が崩れ、周りがつくかな、と思って様子を見ているうちに遅れてしまいました。30km以降に仕掛け合いになるかな、と思っていたのですが。自分1人で前を追い上げていく力がありませんでした。41kmからは体全体がしびれて、よろけたような走りになってしまいました。まだ、自分のなかで整理しきれていませんが、後半を走りきるだけの筋力が必要かな、と感じました。今回のマラソンに向けては2本だけでしたが、40km走などで筋力をつけていかないといけないのかもしれません」
初マラソン日本歴代30傑

足立知弥(旭化成)
6位・2時間13分17秒

※前回優勝者
「去年はこんなに苦しまなかったのに、という気持ちです」
「悔しいっていうよりも、去年はこんなに苦しまなかったのに、という気持ちです。きつさを経験するのも今回の目的でしたが、ものすごくきつかったです。ペースは決して速くなかったのに、最初から余裕がなくて、全体的に動きませんでした。実際のタイムと、自分の感覚に誤差がありました。5kmが15分21秒だったときに、あれ? っと思ってしまって。去年、このあたりは苦しくなかったのに、今年はこんなになっている、みたいな感じで。流れに乗れていなかった感じです。連覇もそうですが、世界選手権がかかっていたので悔しいです。狙える練習は積んできたんですが。去年は何も考えていなかったのですが、今年は世界選手権を考えて、それがプレッシャーになってしまったのかもしれません」


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