2007/2/25 横浜国際女子駅伝
レース後の日本チーム会見

「ロシアとの差が小さくなった分、成長を感じられた」(山下監督)
「スピードの違いを感じましたが、今の練習ではよく粘れた」
(小林)
「走り出したら普段通りの走りができ、おまけに区間賞も取れた」
(宮内洋)
「国際舞台を経験して、もっと成長していけるようにしたい」
(清家)
Q.今日のレースをどう評価していますか。
山下監督 ほぼ目標通りです。去年、ロシアとは3分半の差を付けられましたが、今日は1分30秒を切っています。ロシアはそれほど変わらないメンバーでした。その分、成長したと評価できます。区間賞2つはそれに上乗せができた感じです。
Q.今日のレースの感想をお願いします。
小林 去年と同じショブホワさんということですごく楽しみにしていたのですが、スピードが全然違いました。本当にスピードの違いを感じました。今の練習で3kmを8分台で通過したにしては、よく粘れたなと思います。今年は世界選手権もあります。足りないところを見つけていきたい。
大崎 初めて日本チームで走ってすごい緊張してしまいました。もう少し自分の走りをしたかった。この経験を次に生かしたいと思います。
清家 初めて日の丸をつけてすごく緊張して、あまり納得のできる走りができませんでした。この経験を次に生かしたいと思います。国際舞台を経験して、もっと成長していけるようにしたい。
宮内洋 初のナショナル・チームで緊張していましたが、走り出したら普段通りの走りができ、おまけに区間賞も取れて、チームも3位に入れました。良い経験ができました。
勝又 走り出したときは追いつけるかな、と思いましたが、でもアメリカは速くて離されてしまい、悔しかったです。今日の10kmをトラックシーズンに生かせたらと思います。
橋本 レース前の会見では初めて震えるくらいに緊張してどうなるかと思いましたが、いざレースになったら前のみんなが頑張ってきてくれて、その勢いに乗ることができました。3秒差で追いつくことができず悔しかったですけど、区間賞を取れたことはよかったです。トラックに向けていい経験になったと思います。
湯田 (補欠で)ずっとレースを見させてもらう形となり、もうひと頑張りしないとメンバーに入れないと実感しました。また練習を頑張ります。

「長年やっているのは気持ちも違うのだと思います」(勝又)
「世界で戦うには短距離に勝くらいのスピードがないと無理」
(橋本)
「アメリカの人たちはすごく楽しそう。試合への臨み方も違う」
(湯田)
Q.世界のトップクラスを間近で見て、何が自分たちと違うと感じましたか。
小林 ラストのキレもそうですし、最初から勢いが違います。ショブホワさんにどんなトレーニングをしているのか質問をしたのですが、秘密と言われてしまいました。自分から積極的にそういったところを知りたいと思って聞いてみたのですが。
大崎 体つきや筋肉の付き方が全然違いますね。走り方も堂々として大きいし。私もそんな走りをできたらいいな、と思いました。
清家 ダイナミックですね。体型も全然違いますし、圧倒されてしまいました。吸収できる部分は吸収していきたいです。
宮内洋 体格も違うし、スピードもスタミナも違うな、と感じました。
勝又 今回の日本チームは平均年齢が20.5歳ですが、外国チームは30歳とか越えて走っている人もいます。日本にも同じように、長年頑張ってらっしゃる方がいます。そこまでやっているというのは、気持ちも違うのだと感じました。
橋本 やっぱり、スピードが全然違います。世界で戦うには(日本の)短距離に勝くらいのスピードがないと無理だと感じました。だから、スピードをつけたいです。
湯田 私なんかは****前から緊張していたのに、アメリカの人たちはすごく楽しそうにしていました。走り方も違いますが、試合への臨み方も違うと、何日間か一緒に過ごして感じました。


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