2006/5/3 静岡国際
室伏が円盤投で55m39
腰の痛みを克服もハンマー投は“これから”
競技後のコメントから昨年の腰痛と、今後の展望部分を抜粋


 室伏由佳(ミズノ)が女子円盤投に55m39で優勝。2位に5m46の大差をつけた。しかし、4日前の織田記念のハンマー投では61m62にとどまり、2年ぶりに日本選手間で敗戦を喫している。昨年痛めた腰の状態のことも含め、どのような状況にいるのか、競技後のコメントから明らかになった。

「自己新(=日本新)に行ってもいいはずの状態でした。状態としては、いいと思うときもあれば、もうひとつだな、と思うときもあります。でも、今もっているものでも、(日本新は)十分出せると思っていました。5・6投目は、一瞬のタイミングを逃しました。特に導入部分です」

「(腰痛は)たまに出たりもしますが、すぐにケアをして、しのげるようになりました。去年のような痛みは出なくなりました。去年は、歩くのが厳しいときもありましたから。今は患部の痛みも取れて、体の使い方もわかって、負担が少なくなりました。無理をしたり、疲労が貯まって出ることもありますが、ひどくすることはありません」

「悪循環からは抜け出せました。痛いから力が入らない、力が入らないから動きにしわ寄せが行く。どんなスポーツでもそうでしょうけど、やっぱり腰は重要。大丈夫と思っても、上手く力が入っていないと悪くなっていってしまいます」

「織田記念のハンマー投は、テクニックやタイミングで迷ったところがありました。去年の痛みは、ハンマー投の時が大きかったんです。円盤投では痛みが出なくて、(アジア選手権で)56mも投げられました。ハンマー投で痛めた腰なので、力のかけ方で微妙に出ることもある。あとは、冬期が遅れていることもありますね。これから、準備段階が終わって戦闘モードに入っていくところです」

「今の記録が目安にはなるとは思いません。これでシーズンの見通しが決まるわけでもない。一昨年も春季サーキットでは60mちょっとでしたが(正確には61m59と63m00)、日本選手権で66m台に上げていくことができました。今年も、どんな伸ばし方ができるか、色々な展開が考えられます」


春季サーキット&国際グランプリ大阪2006
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