2006/5/6 国際グランプリ大阪
高平&金丸が自己新&A標準突破
レース後コメント


高平が20秒48=日本歴代5位&学生歴代3位
「学生記録も頭にないわけではありません」

「今日は自己記録が目標でした。風に恵まれたところはありますが、出すものを出せて、結果的に良かったと思います。今回、勝ちはそれほど意識していませんでしたが、外国人選手に勝てたことは、少し驚いています。最後に競り合いになって、そこで勝てたことは意義があります。オリンピックや世界選手権での経験を、徐々に生かせるようになってきたのかもしれません。
 今年は12月にアジア大会があって、来年は大阪で世界選手権がある。やることをしっかりやって、その上で結果もそれなりに求めたい。まだまだ自己記録を更新していって、世界選手権で戦える記録を出したいですね。今後は記録重視でいきます。学生記録(20秒26・末續慎吾=2000年)も頭にないわけではありませんが、いきなりは狙っていません。徐々に詰めていけたらいい。テレツ・コーチにも、20秒0台や19秒9台を目標とするように言われています」


金丸が45秒41=日本歴代6位&学生歴代3位&ジュニア歴代2位
「ジュニア記録を狙っていって、その延長に44秒台があればいい」

「疲れました。優勝を逃したのが悔しいですけど、自己新なのでいいのでは。ここはレースプランにあった大会。そこで自己記録を出せたのですから。ただ、もうちょっと積極的に行けた反省もあります。いつものことですけど、200 mから300mまでを落としすぎました。ラストまで確実に走りきろうという意識が働いてしまいます。その間に、優勝した外国選手(キカヤ=コンゴ)にインから行かれてしまい、直線でも差が縮まらないままでした。
(自己新を出せたのは)今季は東京六大学のマイルでも、出雲の300 mでも良いタイムが出て、このくらいのタイムは出ると予想はしていました。今年も成長しているのでは、と思えます。落ち着いて、色々と考えて競技ができています。去年よりもレース前の余裕もあった。
(今年の目標は)ジュニア記録(45秒18)を狙っていって、その延長に44秒台があればいいと思っています。今季ということではなく、常にそのレース、そのレースで意味を持つような目標を立ててこなしていきたい」


春季サーキット&国際グランプリ大阪2006
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