2006/4/29 織田幹雄記念国際
錦織が4m36の日本新
池田は
13秒04の日本歴代2位
B標準突破の2選手コメント

錦織育子
「左ひじが曲がらない技術が新記録の要因。4m40の自信はあります」
「けっこう軽く行った感じです。室内の4m31のときより、身体が楽に上がりました。バーの気配を感じることなく越えられましたね。室内のときはかすって跳んで、ラッキーでした。4m45は今後のことを考えて、ポールを硬いものに変えて挑戦したのですが、4m36で力を使い果たしたのか、硬いポールが立ちませんでした。初めて使うポールでした。(4m36の後に雨が降り始めたが)全然、気になりませんでした。(コーチが左ヒジの仕草をしていたのは)目指している跳躍が、左ひじを伸ばした、幅があって力強い跳躍です。調子が悪いときや、意識がどこかに行っているときは、左ひじがどこか曲がってしまいます。そこだけ意識すれば跳べるはずだ、と。あと、助走を急ぐな、と。
(去年との違いは)冷静に試合ができるようになったこと。去年も室内で4m20を跳びましたが、跳べた理由をしっかり把握できていなくて、織田記念では4m10止まり。その点、今季はどう跳んだから記録が残せたのか、試合運びをどうしたからなのか、わかっています。経験値が上がってる。技術的には去年はまだ、左ひじがほとんどの試合で曲がっていました。今季はタイのアジア室内からここまで、曲がっていない跳躍ができています。
(試合前に日本新の感触が)ありました。練習では4m40のバーも軽く跳べていました。そろそろ試合でもと感じていましたし、いつでも40を跳ぶ自信もあります」

池田久美子
「決勝は肩から入ってねじれを打ち消せた。(走幅跳も100 mHも)日本記録を出したい気持ちが大きくなりました」
「すごく嬉しい。追い風参考ではオリンピックの年に13秒09(+2.1)がありますけど、それを上回りました。予選では浮きすぎたところがあったのですが、決勝では腕を使って上手く抑えられました。腕というか、肩から入ってねじれを打ち消すやり方です。川本先生からアドバイスされて、その通りにできたのだと思います。
(優勝したブリス=ジャマイカ=が12秒97と速報された後、自分が12秒台も)もしかして、と思って発表を待っていました。12秒99だったらいいな、と思っていました。これで日本記録との差が走幅跳も4cm、100 mHも0.04秒。早く日本記録を出したい気持ちが大きくなりました。
(重点を置くのは)今年は走幅跳です。ハードルはそこまで強く意識しませんが、やるからには記録を出したい。走幅跳は一発という部分で技術的な難しさがありますが、ハードルは10回のチャンスがあり、修正していくこともできます。その辺が、記録が出ている理由だと思います。それにこの冬、川本先生の講習会にアシスタントとして付かせてもらい、自分でもスプリントの技術を改めて整理できました。スプリントがハードルの記録に結びついています」


春季サーキット&国際グランプリ大阪2006
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